ゼミナール

[ 編集者:文学部・文学研究科        2017年11月28日   更新  ]

関西学院大学文学部ドイツ文学ドイツ語学専修では3回生からゼミを履修します。このページでは各先生方のゼミナールを紹介します。

ドイツ語学演習

小川ゼミ

【方針】
「ことば」について思いをめぐらします。人間のことばはどのような仕組みでできているのか、ことばと文化はどんな関係にあるのか、などを身近な題材から考えます。日本語、ドイツ語、英語のほか、エキゾチックな言語、それに方言や若者ことば、また手話など、ことばについて「てんこ盛り」の議論をしたいです。

【内容】
テキストは(使うとしても)あくまでサブです。受講者の自主性を重んじて、それを受けてこちらから話を組み立てたり、皆で討論したりします。自分の興味を発見し、発展させることが大切です。学生の研究テーマ:日本語とドイツ語の発想の違い、人間のことばの普遍性、方言はどのようにして生まれるのか、若者ことばの創造性、日英独の手話比較など。

宮下ゼミ

【方針】
ドイツ語に触れながら、ドイツ語やことばに関わる現象一般についてじっくり考えます。同時にことばの背景にある人々のものの見方、行動の傾向や文化の問題についても議論します。授業でのグループワークや個人発表を通して、調べたことを他の人の前で発表し、またその内容について議論する訓練を行います。

【内容】
3年生のゼミではドイツ語で書かれたテキストを読み、そこに出てくるドイツ語の興味深い現象を発見しながら、日本語とドイツ語の特徴や、日本とドイツ語圏の文化の特徴について考えます。また電子コーパスの使用方法や母語話者へのアンケートを行う方法を学習します。4年生のゼミではドイツ語について書かれた論文を読むことで論文の構成の仕方を身につけます。また参加者が卒業論文に関する発表を行い、よりよい卒業論文になるよう皆で議論を行います。

ドイツ文学演習

木野ゼミ

【方針】
私のゼミは、近代ドイツ文学(特に19世紀)に興味がある人、ドイツの都市文化に興味がある人、現在のドイツ文化の様々なテーマに興味がある人などに適しています。

【内容】
3回生春学期には、上記のテーマに関するドイツ語文献を読みドイツ語力の一段の向上を計っています。秋学期には日本語・ドイツ語両方で発表をするなどして、資料を用いた発表の仕方を指導しています。
4回生春学期には卒業論文テーマの確定を目標に据え、論文作成指導と発表を行っています。秋学期には12月20日の締め切りまで卒業論文完成に集中しています。
3年次、4年次を通じて、各人が自分で興味深いテーマを探すこととそのテーマで論文を書き上げることを最大の目的としています。

村山ゼミ

【方針】
政治的な旧制度が崩れ、思想や芸術、科学技術、倫理宗教、産業経済などのあらゆる分野でさまざまな変化が起こり実験が行われた、1800年前後のドイツ語圏の文化・社会を手がかりに、現代の日本で暮らす私たちのものの見方や考え方をも省察したいです。

【内容】
例えば、グリム童話は皆が知っていて、しかも短い話であり、〈文学〉を考える際の格好の材料です。メールヒェンという文学ジャンルの性質、ヨーロッパや日本の類話との比較、精神分析的・民俗学的・構造主義的・社会史的・イデオロギー批判的解釈、グリム兄弟による編集・改訂作業、伝承素材の受容・作品化・パロディなど、さまざまなアプローチを試みます。その他、ドイツ語圏文化の基礎知識的な作品を、できるだけ多岐にわたって概観したいと思います。

宇和川ゼミ

【方針】
文学作品を読むことの楽しさを大切にしていきたいです。文学といっても、そこには批評や思想も含まれます。文学を芸術のひとつととらえれば、美術や映画や音楽もすぐ近くにあります。このゼミでは主に20世紀のドイツ語圏の文学・思想を扱うが、〈ドイツ文学〉の枠にこだわらずに、アンテナを広く張って自分の気になるテーマを見つけてほしいです。

【内容】
3年次はドイツ語テクストの読解を通してドイツ語の文献を読む基礎的な力を養い、秋学期には各自テーマを決めて発表演習をおこないます。4年次は卒業論文の執筆に向けて、演習指導をおこないます。ゼミでは、それぞれが調べてきたこと、考えてきたことをメンバーで討論する時間を大切にしたいです。