ゼミ・研究室 [文学部]

[ 編集者:文学部・文学研究科        2015年8月1日   更新  ]

たとえばこんな研究テーマのゼミナールがあります。

身近な哲学的問題について。

(文化歴史学科 哲学倫理学専修 久米暁教授ゼミ)

久米暁准教授ゼミ

「人生に意味はあるか」「価値観について議論できるか」「人命が最も大切か」「なぜ論理的でなければならないか」「科学は世界の本当の姿をとらえられるのか」など、自分がふと関心を持った哲学的問題について考察。
過去や現代の哲学者たちの体系的な議論を理解・検討することを通じて、各自の問題意識を深めつつ、議論を展開していきます。

ヨーロッパ美術の特性に迫る。

(文化歴史学科 美学芸術学専修 加藤哲弘教授ゼミ)

加藤哲弘教授ゼミ

20 世紀前半までのヨーロッパにおける絵画、彫刻、建築、工芸などの諸作品を研究。
視聴覚資料を使用しながら、その芸術としての特性を、文化的背景のなかで理解していくことをめざします。
美学の第一のモットーは「自由」。芸術を愛し、柔軟な感性と、自由へのセンスを磨きたい人は、ぜひ美学の門を叩いてみてください。

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フィールドで生きた文化に触れる。。

(文化歴史学科 地理学地域文化学専修 田和正孝教授ゼミ)

田和正孝教授ゼミ

フィールドワークを積極的に取り入れている田和ゼミ。
昨年度は、クアラルンプール市内(マレー人の公設市場、チャイナタウン、マラヤ大学)のほか、華人漁村ケタム島、半島随一の歴史観光都市の姿を見るべくマラッカを先生が案内。東南アジアの都市文化、ツーリズム、食文化、人と自然など多くのことを経験しました。

歴史から社会での生き方を学ぶ。

(文化歴史学科 日本史学専修 中西康裕教授ゼミ)

中西康裕教授ゼミ

養老令の注釈書である『令義解』を輪読。作業を通じて、日本古代史を学ぶために必須となる史料読解力と、律令についての知識を学びます。
日本古代史の研究は先行研究を整理し、問題点を見つけ、史料を読んで自分の見解を論理的に構築する作業。そこから単に古代史に対する知的欲求を満たすだけではなく、社会に出た時の生き方を身につけていきます。

東アジアの歴史文化にアプローチ。

(文化歴史学科 アジア史学専修 佐藤達郎教授ゼミ)

佐藤達郎教授ゼミ

地理的・歴史的に日本に近い中国ですが、その実情を私たちは意外と知らないのではないでしょうか。
自国はもちろんのこと、外国の歴史文化に対する理解があって、初めて相互理解がなされます。
ゼミでは前3 世紀から後10 世紀頃までの中国とその周辺地域を取り上げ、その歴史文化に多方面からアプローチ。学びを通じて、国際的な視野の育成をめざします。

ヨーロッパ近現代史の事実を追究。

(文化歴史学科 西洋史学専修 橋本伸也教授ゼミ)

橋本伸也教授ゼミ

ヨーロッパ近現代史、なかでもドイツ以東、ロシアにいたる東中欧地域を中心に取り上げます。
ロシアを含む東中欧地域の激動の近現代史を見ていくと、単純な善悪・真偽・明暗といった二元論では割り切れないような、不条理で行き場のない状況が散見されます。そうした複雑な状況と向き合い、しつこく事実を追究していくなかで、総合的な力を養います。

カウンセリングスキルも習得。

(総合心理科学科 米山直樹教授ゼミ)

米山直樹准教授ゼミ

どのような心理療法や発達障害者支援でも、本人や保護者の方と面接し、具体的な悩みや問題を丁寧に聴いていく作業が必要になります。
そこで重要なのが、相手が伝えたいことをこちらが正しく聴き取る力。こうした傾聴に関するカウンセリングスキルも実習を通して学びます。

ラットにもお茶の識別が可能!

(総合心理科学科 中島定彦教授ゼミ)

中島定彦准教授ゼミ

市販のペットボトル茶5 種類を用い、ラットがその味の識別・分類が可能かという実験を実施。
その結果、ラットとヒトで概ね同じデータが得られ、例えば麦茶は緑茶よりもブレンド茶に似ているといった判断を、ラットも行うことがわかりました。

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万葉集から言葉の研究の基礎を学ぶ。

(文学言語学科 日本文学日本語学専修 大鹿薫久教授ゼミ)

大鹿薫久教授ゼミ

上代語を調べることによって、言葉を対象にした研究の基本を学ぶというのが目的です。
資料としては『万葉集』を取り上げ、まずは巻1 ~巻4 の所載歌を一読。
一首を選び、解釈していく過程で問題点を発見し、その解決に向け同種の言語現象( データ) をなるべくたくさん集め、現象の整理・分析を実施。そこから問題解決のための仮説を導き、検証します。

『平家物語』から日本文化を考える。

(文学言語学科 日本文学日本語学専修 北村昌幸教授ゼミ)

北村昌幸教授ゼミ

国語教科書に載せられることの多い『平家物語』。
実はたくさんのバージョンのひとつが読まれているに過ぎません。
北村ゼミでは、さまざまにリメイクされた第二、第三の『平家物語』を読み比べることによって、中世日本人が何を求めて改作していたのかを探ります。
それは能や歌舞伎、テレビドラマというかたちで600年以上もこの作品を再生し続けてきた日本人の、文化創造の原点を追究することでもあります。

観劇し、舞台から学ぶことも!

(文学言語学科 英米文学英語学専修 小澤博教授ゼミ)

小澤博教授ゼミ

英米演劇研究をテーマに、シェイクスピアや、オスカー・ワイルドなどのイギリス近・現代の劇作家、20 世紀アメリカの演劇などを読みます。
各学期に一回は、実際に劇場に足を運んでナマの舞台も体験。普段は本で読んでいる戯曲を、ステージ上で立体的に観ることで、目から鱗が落ちるような発見をする学生も少なくありません。

仏文学を通じて読書の楽しさを体感。

(文学言語学科 フランス文学フランス語学専修 東浦弘樹教授ゼミ)

東浦弘樹教授ゼミ

文学作品を読むことの楽しさ、論じることの楽しさを学ぶと同時に、自分の考えを言葉にして他人にわかるように表現することの大切さを学びます。
近現代を中心に、昨年はサルトルの『嘔吐』、ボードレールの『悪の華』、アゴタ・クリストフの『悪童日記』などを取り上げました。もちろん、授業を通して読書することの楽しさも体感します。

テキストには日本のマンガも!

(文学言語学科 ドイツ文学ドイツ語学専修 木野光司教授ゼミ)

木野光司教授ゼミ

日本のマンガや絵本とそのドイツ語訳を比較対照したり、ビール・パン・チーズなどドイツの食品に関わる最新の記事をテキストに取り上げたり、従来の「ドイツ文学」の範囲を超えた現代のドイツ文化や社会に関するテーマを自由に扱っています。
この学びのなか、ドイツ語圏の文化や人について、学生の関心を深化・拡大させることをめざします。