文学研究科の理念・目的・教育目標

[ 編集者:文学部・文学研究科        2015年8月26日   更新  ]

理念・目的・教育目標

文学研究科がその理念の中心に掲げるのは、人文科学の深い学識に裏付けられた人格の陶治と、卓抜した水準における学術研究を通じた社会への貢献である。
この理念のもとに文学研究科が目的とするのは、人文科学の領域において、現代世界の高度な学問の進展に応じた研究を推進し、その成果を学界、教育会、一般社会に還元することであり、それは具体的には、それぞれの学術領域に大きな貢献をなしうる専門的研究者を養成すること、あるいは高い専門性を活かして、現実社会の様々な場所で活躍することのできる高度専門職業人を養成することによって実現される。とくに後期課程では、高度な研究の継承と推進を行う博士号を持つ優れた研究者の養成を目指している。また前期課程では、後期課程との連携に主眼をおくとともに、高い学識を身につけて専門職に従事する人材の養成や、社会人の再教育機関としての役割も重視するところである。
これらの目的のもとに文学研究科が当面の目標とすべきは以下のとおりである。
1)2003年度に実施された文学部再編に伴い、あらためて学部と大学院の関係に調整を加え、学部、 前期課程、後期課程の間の組織上およびカリキュラム上の滑らかな連携を実現すること。あわせて専攻名に現れない専門分野に適切な位置づけを与えること。
2)後期課程については、2000年度に課程博士育成の促進を目指して制度改革を実施したが、この新制度の円滑な遂行を確実なものとし、優れた研究成果を携えた博士学位の取得者を安定的かつ継続的に輩出できるよう努力すること。
3)審査制度を持つ学協会誌への論文投稿、外部の研究員や奨学生制度への応募、各種留学制度の利用などに結びつくような、文学研究科全体の活性化と研究水準の向上を実現すべく教育指導体制の強化につとめること。あわせて大学院生の研究環境の整備と改善をはかること。
4)前期課程学生に対する幅広い教育指導体制の確立や、社会人学生、留学生を含む外国人学生の積極的受け入れとその指導体制の充実を視野におきつつ、前期課程指導教員への助教授の任用を促進すること。あわせて後期課程においても、若手教員の積極的な参加を導く方途を模索すること。
5)前期課程においては、2002年度に昼夜開講の学校教育学コースを教育学専攻内に設置して、現職教員を中心とする社会人の再教育の要請にも応えうる体制を整えたが、これを安定的に運営すること。