2015.11.06.
講演会「戦争が残すもの―ピエール・ルメートルを迎えて―」を開催。

チラシ

 読書の秋2015講演会「戦争が残すもの―ピエール・ルメートルを迎えて―」が11月5日西宮上ケ原キャンパス文学部大会議室で開催され、会場は130人を超える聴衆で熱気に包まれました。アンスティチュ・フランセ関西主催、文学部フランス文学フランス語学専修共催。

 講演者のピエール・ルメートル氏は、デビュー作「悲しみのイレーヌ」(2006年)以降、「死のドレスを花婿に」(2009年)、「その女アレックス」(2011年)など、ミステリー小説の話題作を次々に発表。「その女アレックス」は、イギリス推理作家協会インターナショナル・ダガー賞を受賞、日本では「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」ほか4つのミステリ・ランキングで1位を獲得。2013年には、第一次世界大戦直後という時代を取り上げた「天国でまた会おう」を発表し、フランスを代表する文学賞ゴンクール賞を受賞しています。

 ルメートル氏は、「天国でまた会おう」を中心に、自らの創作方法や文学に対する情熱を語り、参加者は熱心に聞き入っていました。

講演の様子

会場の様子