主な授業の紹介
哲学倫理学専修
倫理学概論
道徳に焦点を当て、倫理学の根本的な諸問題について概説する授業です。特に道徳は知りうるのか、道徳は実在するのか、道徳の基準は何か、意志の自由はあるのか、道徳的であるべきなのかといった問題を思考します。
美学芸術学専修
造形文化論
西洋・東洋といった地域、時代などの相違に注目し、あらゆる造形芸術(建築、彫刻、絵画、造形)の意味を検証します。「はたして、芸術活動には進歩があるのか」などの問いに気づかされることでしょう。
美学芸術学資料研究Ⅰ
ルネサンスからロココまでの西洋絵画を題材として、イメージを読む能力を養います。学生はミュージアムの学芸員になりきり、課題作品に対する自身の研究成果を発表します。
人文演習Ⅱ
「私が企画する展覧会・上映会」をテーマにして、各自の企画した内容に即したチラシを制作し、パワーポイントをもちいて企画案を聴講者にわかりやすく伝えます。また、聴講者として発表者の説明をいかに評価するかをトレーニングします。
地理学地域文化学専修
空間と社会
近年、景観法成立を始めとして風景をめぐる議論が活発になり、伝統的な風景の保存や創出、再生産も盛んになっています。フィールドワークを行いながら風景を社会的な所産として捉え、風景をあらためて問い直します。