2019年度

[ 編集者:文学部・文学研究科 2020年7月28日   更新  ]

担当  加藤 哲弘

・ルーベンス《戦争の災禍》における寓意・説話表現について
・ヤン・ファン・エイクの《最後の審判》 ―聖ミカエルと骸骨からよむフランドルの死生観をくんだヤンの意匠―
・ルノワール《ピアノに寄る少女たち》(オランジュリー美術館所蔵) ―背景における抽象性と色彩の効果について―
・ヴァトー《シテール島の巡礼》における、フランクフルト作品からパリ作品、パリ作品からベルリン作品の人物表現の変化について
・リチャード・マットは処女なのか ―マルセル・デュシャン《泉》(1917年)における女性性とアルターエゴとしての可能性―
・ボッティチェリ《受胎告知》におけるサヴォナローラの影興について
・レンブラントの《夜警》における光と影と人物配置がもたらす効果について
・グスタフ・クリムト《ユディトⅠ》におけるサロメ性について
・ブリコラージュ的芸術における感覚的思考と古代的思考の類似性について ―レヴィ=ストロース、中澤新一、折口信夫を通して―
・トーベ・ヤンソンのムーミンシリーズ第1作から第3作における物語の構造と主題 ―『たのしいムーミン一家』を中心に―
・ジャン=レオン・ジェローム《闘鶏をする若いギリシア人》に女性が描かれた理由の検討
・《グランド・ジャット島の日曜日の午後》における感覚と理論の調和 ―無機質な人物描写と柔らかな印象の背景―
・荒木彦摩呂《ジョジョの奇妙な冒険第5部》の主人公ジョルノ・ジョバァーナの近年のリメイクイラストにおける表情の変化と荒木の絵柄の確立について
・ヘレン・ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』における青いジャケット ―ペテロとの対極性について―
・ジュゼッペ・アルチンボルド《四季「冬」》における現実と夢の狭間の二面性について

担当 河上 繁樹(工芸)

・光琳模様を中心にみる模様の文芸性の希薄化
・少女雑誌から見る少女観の変遷
・花摘雲における青い花の寓意に関する考察
・春信美人に見る理想の美人像の考察
・ネコ絵の開拓者 国芳
・「幻の辻が花」 ―語義と技法からその実像に迫る―
・歌舞伎舞踊「京鹿子娘道成寺」の舞台衣裳における桜と蛇の表現について
・文字文様小袖の文字について
・「いきの構造」から読み解く「いきなファッションの構造」
・着物における風景模様の変遷
・春画展示の一考察
・化粧の変遷から見る日本の美意識のカタチ ―伝統的な三色と私たち―
・ファッションはなぜ「透ける」? ―フランスのトランスペアレントと日本の薄織物―
・刀剣の分離 ―時代とともに変化する刀身と刀装の関係―
・カワイイの文化の真意 ―なぜ日本でカワイイは流行したのか?―

担当 河上 繁樹(日本美術)

・聖衆来迎寺所蔵国宝『六道絵』「衆合地獄幅」における罪人と白肌の人物について ―イコノロジー研究の視点から―
・芳年の描く月 ―清姫の月はなぜ欠けたか―
・「病草紙」における地獄とまなざし
・中村芳中はなぜ琳派と捉えられるのか
・平安時代における「もののあわれ」 ―情趣性と吉祥性―
・春画に描かれた怪異

担当 小石 かつら

・AIにおける音楽の創造性 ―バッハのコラールを参考にして―
・戦後の音楽教育における、昭和22年の文科省発行教科書と外国曲のつながり ―ドイツ民謡を例に―
・ロシア子守唄における恐怖
・ロシア大歌劇団の来日公演の実際 ―朝日新聞と読売新聞の報道から再構成する―
・スポーツ選手が試合前に聴く音楽の分析 ―陸上ホッケーの選手が試合前に聴く音楽を例に―
・《ウィキッド》における魔女の世界観

担当 桑原 圭裕

・映画の風景がもたらすリアリティ
・映像作品における食と性
・クラシックバレエ界における「美」の価値とは ―3名の振付家から紐解く群舞の特性―
・ミュージカル「ノートルダムの鐘」における異化効果
・トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団の存在意義に関する考察
・蜷川実花作品の物語性
・スタンリー・キューブリックにおける美と恐怖の共存性
・宝塚歌劇における娘役のありかた
・宮崎駿作品における「声」
・ミュージカル舞台VSミュージカル映画 ―身体性を中心に―
・映画音楽効用論 ―アンダースコアとソングスコアの重要性―
・ラップから見る即興性
・アメリカ映画におけるノスタルジーの日本性
・マーベル映画唯一の欠点 ―ユニバース構築により引き起こされる制限―
・鑑賞環境がおよぼす作品受容への影響について ―雨の日に見たい映画の中の風土性―
・ストリートダンスにおける即興性
・ウェス・アンダーソン監督論 ―形式的な美における不自然さ―