慶応(大野ゼミ)・関学(新海ゼミ・猪野ゼミ) 合同研究報告会

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2020年1月28日   更新  ]

 今年度は11月30日13:50~18:00まで、A、B2つのセッションに分かれ、Aセッションは各ゼミ1報告ずつ、グループ、個人研究報告が行われた。第一報告は関学大新海ゼミの4日生、井手誉人氏の「転職サービスにおける、 価格設定について プラットフォームのビジネスモデルによる考察」が報告された。この研究は、近年多くの現実経済で見られる、プラットフォームビジネスの典型である、転職サイトを経済学で注目されているプラットフォーム経済分析モデルを用いて説明を試みたもので、まだ、理論分析では十分とは言えないが、その着想や意欲は評価された。参加学生や教員による質疑応答と積極的なアドバイスがなされた。第二報告は、慶応大学大野ゼミの高崎玲奈、多賀谷健大、山本勘人ら3氏のグループ研究で、「大学の周辺地価に与える影響に関する実証分析」が報告され、実証研究をめぐる、活発な質疑が行われた。第三報告は、関学大猪野ゼミの、中山七海氏による卒業研究の「転売対策におけるスクリーニングの活用」の理論モデル研究が報告された。この研究は昨年度の3回生次のグループ研究を発展させるレベルの高いもので、これに関しても参加者による闊達な質疑と議論が行われた。今年度から、なるべく多くの学生の研究会への参加を促し、研究報告を可能にするため、Bセッションでは、Aセッションでの報告を除く、個人の卒業研究ならびに3回生のグループ研究が広い部屋に、報告スペースを分けて3つの各ゼミで40分ずつサブセッションに分かれて実施する形式をとった。各サブセッションで第一サブセッションは関学大新海ゼミ7報告、第2サブセッションでは慶応大大野ゼミ8報告、第3サブセッションでは、関学大猪野ゼミ9報告がそれぞれ行われ、報告ゼミ以外の2ゼミの学生、教員が自由に聴きたい研究を選んで聴き、議論するという形式で実施した。このBセッションはこれまでの3回の報告よりも、参加者ほぼ全員の研究報告(Aセッション3報告、Bセッションで24報告、全体では計27報告がなされ、それぞれがコメントを得るというメリットがあったと評価でき、参加学生、教員に好評であった。今後の合同研究会では、今年度の経験を踏まえて、さらに工夫と改善を重ね、次年度以降への企画に生かそうということで、3名の教員で議論となった。研究会後は、宿泊する宿舎で夕食および懇親会を開催したので、例年になく、慶応大と関学大の学生間の懇親、交流の機会が広がった。翌日は、各自、グループに分かれて、知多、愛知を観光し、交流を深めた。  

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