2019.04.01.
【栗田ゼミ】2018夏 インターンシップ in インドネシア バリ島(振り返り)

バリ島でインターンシップや空港調査を体験させて頂きました。現地で学んだことや人の温かさを忘れずに、これからも自分たちに何ができるのか、世界とのつながりを考えたいと思います。

小出 将宏

 バリ島での1か月半は、私の人生を変えました。初のインターンシップ経験が海外であることがとても勉強になりました。社会人の目線になって働くことが出来たともいます。利益を追求する姿勢や顧客の満足度を高めるために常に考えていました。
私は、関学OBの方が経営されている「DEKOMサーフスクール」と「kura-kura bus」でお世話になりました。サーフスクールでは受付スタッフとしてレッスンを受けに来る、お客さんを英語で受付などを行っていました。なれない英語での接客に最初は固くなってしまっていました。しかし、バリ島ではリラックスして接客することがお客様にとてもいいことが分かりました。最初は苦だった接客業も、お客さんが来るのが楽しみになっていました。仕事中はデスクにいるだけでなくビーチにでて、写真を撮ったりお客さんとコミュニケーションをとっていました。バリはとても不思議な場所です。飾らない自分が出たのです。年が一回り離れていてもフラットに話すことができ、お客さんに楽しんでもらっていることを実感しながら、私も楽しんでいました。
もう一つの会社では、ツアー企画担当としてチームに入りました。サーフスクールとは異なり、デスクで働いていました。チームの中でも楽しく働くことが出来ました。私なりの提案資料を毎晩作成し、出勤時にチームに報告しフィードバックをもらうことが日課になっていました。チームに置いて行かれないように、自分から発信しようと努力しました。提案した資料からいくつかの案が採用され、嬉しかったことを覚えています。海外の人と一緒に働く経験、自分が主体的にチームで関わる重要性を学びました。とても勉強になった一か月を支えてくださった社長に、心から感謝しています。
私は将来、「海外ではたらきたいなー」と漠然と思っていましたが、この経験を通してその思いがさらに強くなりました。OBの社長同様、バリ島といった一つの経済に貢献して、誰かの為に働くことは素晴らしいと思いました。海外で活躍できる人になりたいです。

3. バリ(振り返り①)小出将宏

中島 俊哉

 バリ島ではセネガルとは違った経験をすることができました。特にインターンシップで疑似的にでも働くという経験ができたことは大きなものだったと思います。私のインターンシップ先はThe Patra Bali Resort & Villasという五つ星ホテルです。去年はK5の先輩が昨年インターンをしていた所です。最初はヌサドゥアの五つ星ホテルで働く予定でしたが、手続きの方がうまくいかず代理として行ったのがこのホテルでした。インターンが終わり、様々なところで働いていたゼミ生とインターンの内容について話すことが多かったです。その話の中から見つけた私たちが働いたホテルの特徴は、仕事は自分で見つけるということです。最初の数日は働くことにも慣れておらず、いくつかのタスクを振ってくれました。しかし、その後からはほとんど仕事を振られることはありませんでした。そこで自らのスキルでできることを見つけてどんどんこなしていくことが重要でした。いつも課題を与えられている環境でいたため、それはとても過酷な環境でした。ただ同時にそのインターンを成し遂げることによってタスクをこなすだけの仕事とは比べものにならないほどに成長できる環境でもあったのだと思います。私は今回のインターンでデータを使った分析や、マーケットのリサーチ等に力を注いでいました。
 またそのホテルで働く唯一の日本人ということで日本人に向けたPR動画やメニューの作成など様々な提案をすることができました。バリで事業を立ち上げ、経営している方々と関わることもでき普通の大学生をしていてもなかなか話す機会はありません。それを今回バリ島でのインターンを含めて、貴重な体験ができたなと思っています。それらを糧に成長をしていきたいと強く感じた一ヶ月半でした。

3. バリ(振り返り②)中島俊哉

村上 絢音

私はホテルのマーケティング部でインターンシップをしました。働くといえば、飲食店でのアルバイトしかやったことがなく、オフィスで働くとはどういうことか、英語ですべて仕事をしていくことの不安から始まりました。なんとか頼まれた仕事が終わり、何か日本人だからこそできる仕事をしたいと思い、ホームページの日本語の修正を行いました。ホテルもその間違いに気づかず喜んでもらえました。その他日本人に対するビジネスメールの作成などを行いました。日本語ができるスタッフがいない環境であり、誰かに確認することもなく送らないといけなかったため、不安に思いながらも作成しました。毎日、働いている人たちと一緒にご飯を食べ、お話するのが楽しかったです。お昼ご飯を食堂で一緒に食べるのですが、そのお昼ご飯を食べる前後もよくお菓子などをもらうことがあり、食べていました。「この部署で働くとみんな太る、1カ月で1キロ太るのが当たり前」と言われるぐらいよく食べ、本当に楽しく働かせて頂きました。アニメや音楽を通して日本のことが好きだったり、少し日本語の勉強をしていた人たちと出会い、必死に日本語を思い出して話そうとしてくれたり、とてもみなさん優しく接してくれ、ラストの日は泣いてくれるほどで、本当に素敵な人たちと出会えました。
またレストランの調査を通して、通訳の大学生と仲良くなりました。日本語が上手で驚きました。敬語の勉強をしたいからと私に対して敬語で話すこともあり、私は標準語で話すほうがいいだろうと思って話していると「関西弁で話してほしい」と言われることもありました。彼女はアニメをきっかけに日本語を勉強するようになったそうで、私がアニメについて詳しかったらよかったなと少し後悔することもありました。調査をしながら、調査地で観光案内してくれたのも思い出です。海辺でおしゃべりは楽しかったです。
これからもバリ島での出会いを大切にしていきたいです。

3. バリ(振り返り③)村上絢音