◇空港調査◇

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2019年4月1日   更新  ]

私たちは、バリ島のングラライ国際空港とアピマガジンの協力のおかげで、空港調査を実施することができました。空港調査では、ングラライ国際空港の問題点を探し出し、それに対する解決策を提言することを目的としました。日本人を対象とし、日本への便が深夜にあったことから、調査は深夜に行われました。深夜であり旅行の疲れがあるにも関わらず、多くの日本人観光客が調査に答えてくれました。

 

荒井 友理

バリ島には多くの中国人観光客が来ており、国別の観光客の割合でも中国がダントツの1位を占めています。空港調査で私は、中国留学で培った語学力をためすべく中国人観光客を対象に調査を行いました。一週間の空港調査は、日中はインターンシップで夜は12時まで調査という精神的にも体力的にもかなり大変なスケジュールで、正直もう二度とやりたくないぐらいきつかったですが、同時に学ぶこともたくさんあった経験になりました。
はじめ、中国人にアンケートなんかできる気がせず、団体ツアーで押し寄せる大人数の中国人を見るたびに「あの中に入ってアンケートができるのか?そもそも調査が成り立つのか?」という不安が募りました。中国行きの搭乗口だけ異空間のように賑わっており、「既にここは中国なのではないか…?」と思ってしまうほどの空間に飛び込んで調査を行いました。いざ始めてみると、私達の調査に興味をもってくださる中国人はたくさんいて、私が想像していたよりはるかに多い数の方がフレンドリーにアンケートに答えてくださいました。中には、日本に興味があって今度行く予定だから案内して欲しいと話がはずんだり、私の留学先の大学出身の方と出会って地元話で大盛り上がりしたり、アンケートに協力してくれる人を探すのを手伝ってくれる人もいたりと、中国に留学していただけでは気付かなかった中国人の新しい一面を知ることができました。このようなうれしい場面があったからこそ、大変だった調査も乗り越えることができたのだと思います。そして空港調査終わりの深夜のカップラーメンの味は忘れないと思うほど最高でした。空港公団へのプレゼンテーションも、時間がない中で発表組以外のゼミ生が一緒に徹夜しながら手伝ってくれたおかげで良いものができたと思います。

4 . バリ(空港調査①)荒井友理

岩崎 桃子

空港調査はとても責任の重い仕事でした。一般の日本の大学生がインドネシアの空港の、しかもゲート内に入れてもらい調査を実施できる機会なんて、栗田ゼミにしかないと思います。だからこそ、先輩たちがやり遂げたこと以上のものを求められ、それに絶対に答えないといけない。空港調査の期間はそのプレッシャーをひしひしと感じていました。インターンを終えた18時ごろから調査は始まります。たくさんの人に調査するんだ!という気持ちだけでは調査はなかなかうまくいきません。日本人に対しての調査は、当たり前ですが、日本人がいなければ成り立たないからです。だいたい日本人が搭乗する便は決まっていて、一日多くて6便程度。アクシデントで減便の時にはもっと少なくなります。特定の便がある時間帯にどれだけたくさんの日本人に声をかけ、調査に協力してもらうかが重要です。調査に協力してくれる方はたくさんいましたが、必ずしも協力的な方ばかりではありません。断られたら傷つきますし、協力してもらっても、調査中に「まだなの?長いな」とか「急いでるんだけど」と言われると心臓がドキッとして、汗が出てきます。旅行中の方々ですから、もちろん時間をいただいている私たちは謙虚な気持ちで、調査の趣旨をお願いし、なるべく楽しませられるように、工夫しなければなりません。
そんなこんなで調査を終え、待っているのは空港公団に対する報告会です。空港公団の方々はもちろんバリ人なので、英語でのプレゼンテーションです。調査結果を分析して、何を報告するか考え、課題を明確に示し、改善案を提出します。数日前から準備はしましたが、空港公団側のニーズを考えるのはとても難しく、難航しました。しかし、私たちが考えた改善案を直接伝えられる貴重な機会でもあり、ワクワクした気持ちもありました。結果、今回の調査では中国人観光客の調査結果を反映できたこと、私たちのアイデアがオリジナルであったことが評価され、「来年も楽しみにしてるよ」というお言葉をいただくことができました。あの時は、達成感と緊張から解き放たれた開放感で胸がいっぱいになりました。

4. バリ(空港調査②)岩崎桃子

中島 宇将

空港調査は、1週間に渡り実施されました。インターンシップの業務が終わり次第、空港に出向き深夜12時過ぎまで調査をする過酷スケジュールの中実施されました。毎日ハードなスケジュールではありましたが、調査中は様々な人と会話ができることから、楽しみながら調査を進めることができました。そして、調査が終了の2週間後に、空港公団への調査報告が待っていました。調査結果から見えてきたことは何か、空港をどのように改善していくべきかを提言する場です。
調査報告では、空港の先方がお見えになることから、手汗がすごく、足がブルブルに震えてたりもしました。なんせ、空港のお偉いさんの目で発表ですから。そして、発表は母国語ではなく、英語です。さらに、「プレゼン内容は空港に対して有益なものになるか、質問に対して適切に答えられるか」など心配に思うことがたくさんありました。
そして、ついにプレゼンが始まりました。そこからは緊張のあまり記憶はありません。しかし、プレゼンに関しては何度も練習を重ねていたためか、うまくいっていたようです。「ホッとしましたね。」空港公団の方もいいものを聞けたと感謝してくれました。
このような経験を通して、人に何かを発表する楽しさを感じることができました。「どのようにスライドを作れば見やすくなるか」「プレゼンでは、どこで場を和ませようか」など発表するためには、多くの注意点が必要です。しかし、それら1つ1つにこだわりを持つことにより、相手が理解しやすいプレゼンを行うことができるのです。そして、実際に「いいプレゼンだったよ」などと声をかけられると喜びにつながるんですね。そして、自身にもつながります。
空港調査、空港公団への発表は「ハードで、プレッシャーが多くかかる経験」でした。しかし、そういったことに乗り越えると、新しい自分に出会うことができると感じました。これからも、この経験から得たことを忘れず、新しいことにチャレンジし続けたいです。

4. バリ(空港調査③)中島宇将