「われら関学経済人」木村 哲也 さん   (経済学研究科前期課程修了)

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2016年5月31日   更新  ]

~関学経済学部生からのメッセージ~「われら関学経済人」

木村 哲也 さん

      
  【卒業年月(研究科)】2016年3月
  【名  前】  木村 哲也(キムラ テツヤ)
  【年  齢】  26歳
  【出身大学名】 福岡大学
  【出身高校名】 大分県立高田高校
  【研究演習名(研究科)】 田中 敦 ゼミ
  【勤務先】 大分県庁
  ※ 本ページの内容は2016年6月現在のものです。

●なぜ関西学院大学経済学部研究科へ進学しようと思ったのですか?

 学部生の時に経験した海外ワークショップで自らの経済学に対する基礎的な知識、論理的な思考が身についていないと実感し、このまま社会に出るのはいけないと感じ大学院進学を決意しました。その際、新たな環境で勉強したいと思い調べていたところ関西学院大学経済学研究科のことを知りました。関西学院大学では多様で高度な授業科目や関学独自の奨学金などがあることを知り勉強に専念するには最適な環境だと感じたからです。

●経済学部研究科に入学し、これまでどんな研究をされてきましたか?

 私は、経済学研究科で金融論を専攻しました。銀行などの金融機関は、預金者や投資家などから預かった資金を企業などに貸出を行うことで企業や社会の発展のために重要な役割を果たしています。その中でも私は、企業と企業が融資を受けている主要金融機関(メインバンク)との関係について研究を行いました。
 近年はネットワークの向上などにより金融機関を介さず投資家などから直接的に投資してもらうなど多様な資金調達方法が増えてきましたが、それでも金融機関から借り入れる事は企業にとって重要な資金調達方法です。企業が資金を借りるためには金融機関側へ企業情報を伝え、また、金融機関側は提示された情報のみならず貸出先の情報をコストをかけ調べます。しかし、せっかく時間とコストをかけているにもかかわらずメインバンクを変更することが実際には行われることがあります。
 私はデータを用いて実証分析を行い、企業とメインバンクがどのような要因で変更するのかについて研究を行いました。

●経済学研究科ではどんな毎日を過ごしましたか?また、どんなことを学びましたか?

 経済学研究科では多くのことを勉強する日々でした。研究室では毎晩夜遅くまで研究をして充実した日々を送れました。また、同じ研究科の先輩や同期、後輩達と研究について話したりたわいもない話などをして親交を深めていきました。
 もちろん、勉強だけでなく教学補佐などを通じて学ぶことも多いです。授業補佐では、授業の進行をスムーズに行うために事前の予習は当然ですが、学生の方々にいかにして教えて理解してもらうのか考えながら伝える努力をしました。試験監督補佐では、試験をきちんと定刻通りに始めるため同じ教学補佐のメンバー、先生方にも協力していただき、滞りなく試験ができるように工夫して業務を行いました。経済学研究科で勉強するのは当然ですが、教学補佐などの活動を通じて職員の方々を含め多くの方々と連携を取り、社会経験をできたことは今後の生活でも役立つと思います。

●学部、研究科での学びを今後どのように活かしていきたいですか?

 経済学研究科では論理的思考を多く求められました。しかし、この力は必ず社会で役立つと思います。社会に出て働き始めると今までの学生生活と違い物事がうまく運ばなくなることが多くなると思います。そのように、難しい局面などにあったら客観的に判断し、どのように問題が解決できるか論理的に解決に導いていく力が必要不可欠です。、そのためにも日々研究科で鍛え上げた論理的思考上手く活用し、少しでも社会に貢献できるようにしていきたいです。

●これから研究科を受験する学生、現役経済学部生へのメッセージ

 まず、研究科を受験する方々には学部生のうちにで多くのことを学び、色々なことに触れてもらいたいです。研究科では専攻を決めその分野に対してより高度な研究を行います。専攻分野を決めるためにも学部生のうちにより多くの専攻科目に触れ、そして、研究科で思う存分研究してほしいです。論文を執筆するのは相当な力を注ぎますが、出来上がったときの達成感は必ず自らの糧になるので是非とも頑張って執筆してほしいです。そして、より研究に興味を持ったら後期課程に進学することも考えた方がよいと思います。
 学部生の方々は、残り少ない学生時間を有意義に過ごしてもらいたいです。4年間は長いようでとても短いです。社会に出ると自らに費やす時間、友人と過ごす時間、学問と向き合う時間は少なくなります。だから、今とその先の将来のことを考え様々なことにチャレンジしてほしいです。もちろん、研究科を受験するということも選択肢の一つに入れていただければありがたいです。