「われら関学経済人」 外輪 賢治 さん

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2014年4月1日   更新  ]

われら関学経済人

外輪さん

  
【卒業年月】 1991年3月
【名前】 外輪 賢治(ソトワ ケンジ)
【出身高校名】 大阪府立刀根山高校
【基礎演習名】 久山 秀貞 教授
【研究演習名】 根岸  紳 教授
【勤務先】 豊田通商株式会社

 ※本ページの内容は2013年10月現在のものです。

Q1

 

総合商社で仕事しております。勤務地は国内13年、海外10年です。大手メーカーの海外戦略の先頭に立ち、その販売・サービス・ブランドを対象国で拡大させること、事業を通じて対象国の社会発展、生活レベルの向上に貢献することが使命です。現在23年目ですが、その間前半は中国・アジア中心、後半はアフリカ中心で、海外駐在は香港とケニアで各5年の経験です。海外駐在の局面で学んだことは、香港では“勤勉、向上心の高い、且つ、優秀な人たちが沢山いる”という驚きでした。“井の中の蛙”であった私自身を革新させる刺激的な経験でした。その時、一緒に仕事をした同僚、上司、お客様、パートナーとは今でも家族ぐるみの付き合いをしています。次のアフリカは違った意味での革新で、“仕事を通して、国の発展を夢見る人たちに何とか貢献できないか”というのが基本姿勢でした。総じて、仕事は家族と共に人生の根幹と思ってます。仕事を楽しみ、家族を楽しませたい、というのが座右の銘でしょうか。

Q2

決して優秀な学生ではありませんでした。本当です。優の数は限りなく少なく、よく4年で卒業できたものだと思っております。然るに、関西学院伝統の奉仕の精神は4年間で自然に体に染み付いたと感じる時があります。1-2年生時は久山ゼミで明治精神を究明し、神道、武士道等を根幹とした数々の偉人の生き方に接し、“近い将来社会人となる自分自身の心の準備をさせて頂いた”と思っております。
一方、3-4年は根岸ゼミにて計量経済学を学びました。当時は不慣れなパソコンを使用し、統計、数字を通して環境分析し、将来の戦略を立てるという経営論に近いものであったと思います。今、仕事において色んな局面で経営者・リーダーとして判断を下すときがありますが、久山先生、根岸先生にご教鞭頂いたことが大変役に立っていると思います。

Q3

 

“夢と希望を持って”と言いますが、日常生活でそれを維持するのは難しい事だと思います。従って、私の場合は、“日々自分のベストを尽くしたい”と考えております。また、その積み重ねが、より幅広い経験、よき友を得る、家族の幸せ、仕事の成功につながっていくものだと信じております。また、その継続は自分自身に厚みを持たせるものだと思っております。15年ほど前に香港人の友人に言われました、“過去は変えられない、未来は変えられる”。単純ですけど非常にいい言葉と思っております。もうひとつ言いたいのは、“世界は広いぞ”ということです。若いうちのチャレンジは誰にも止められず、失敗は誰にも咎められません。どんどん頑張ってください!

Q4

私の考えですが、経済学は必ずしも完璧な定義、法則、ノウハウがある学問ではないと考えております。故に、長い歴史における数多くの天才達の英知、執念、努力、成功と挫折、栄冠と没落が学問の中に垣間見れ、いわゆる社会科学的であるが、自然科学、或いは、文学的な側面を持つものかなと感じます。あくまでも私見ですが、大学生活4年をかけてじっくり学ぶのは経済学が最も有効な学問と思っております。少しでも興味のある方は是非とも経済学の道に進まれることをお薦めします。