経済学部
K.G.
2026.09.25[ニュース]

【田中ゼミ】東京証券取引所、民間銀行、日本銀行、国会議事堂、衆議院議長公邸を訪問

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 2026年9月14日・15日の両日、田中ゼミでは東京研修を実施しました。今回の研修では、東京証券取引所、民間銀行、日本銀行、国会議事堂、衆議院議長公邸を訪問しました。金融や政治を支える現場に実際に足を運び、普段学んでいる経済の仕組みが社会の中でどのように機能しているのかを考える、貴重な機会となりました。
 1日目の午前は、東京証券取引所を訪問しました。施設内を見学しながら、かつての立会場から現在の市場運営に至るまでの変遷についてご説明いただきました。また、株価指数や主要銘柄の動きを映し出す16画面パネルや、「チッカー」と呼ばれるリング状の株価表示装置を間近で見ることができ、日々変化する市場の動きを間近に感じることができました。
 また、仮想市場を用いた株式投資体験にも参加しました。さまざまなニュースや企業情報を読み取りながら投資先を判断する中で、情報を的確に分析することの重要性と、将来を予測して意思決定を行うことの難しさを実感しました。講義だけでは捉えにくい株式市場の仕組みを、体験を通じて具体的に理解することができました。


東京証券取引所

 午後は民間銀行を訪問しました。はじめに銀行内の各部署が担う業務についてご説明いただき、その後、実際のディーリングルームを見学させていただきました。多くの情報を瞬時に確認しながら業務に取り組まれている様子から、金融の最前線ならではの緊張感を感じ取ることができました。
 その後の講義では、文化や価値観に応じたコミュニケーションの重要性と、金利・為替相場を長期的に予測するうえで前提となる経済・社会の構造変化について学びました。それぞれ異なる視点から、社会の変化に柔軟に対応し、物事を幅広く捉えることの大切さを実感しました。懇親会では行員の皆様と直接お話しする機会をいただき、実際の業務内容に加えて、就職活動や働くうえで大切にすべき姿勢などについても伺いました。率直な質問にも丁寧にお答えいただき、自らの進路を考えるうえで多くの気づきを得ることができました。

 2日目の午前は、日本銀行を訪問しました。映像資料を通じて、日本銀行の役割や紙幣が発行・管理される仕組みについて学んだ後、本館と新館を見学しました。歴代総裁にまつわるお話をはじめ、建物の歴史や金庫、役員室、営業所などについて詳しくご説明いただきました。
 歴史ある建築や施設を実際に見ながら説明を伺うことで、日本の金融を支えてきた日本銀行の歩みを具体的に知ることができました。また、かつて紙を中心に行われていた業務が、現在では高度な技術を活用した仕組みへと変化していることを学びました。時代に応じて業務のあり方を変化させながら、通貨や金融の安定を支え続けていることに、日本銀行の社会的役割の大きさを感じました。

 午後は、国会議事堂を訪問しました。議員食堂で昼食をいただいた後、中央広間や御休所、衆議院議場などを案内していただきました。普段は報道を通して目にすることの多い場所を実際に見学したことで、国会における議論や意思決定が私たちの生活と密接に結びついていることを、より身近に感じることができました。その後は、以前、関学で非常勤講師として教えられていた山田賢司衆議院議員と国会内で懇談の機会を得て、貴重なお話を伺いました。経済産業副大臣(当時)として海外で業務に携わられた経験や、日々の業務で心がけていることについてお聞きし、国政に携わる方々が国民のために大きな責任感を持って職務に取り組まれていることを実感しました。
 最後に、衆議院議長公邸を訪問しました。公邸内を見学し、施設の歴史や役割についてご説明いただきました。また、国内外の要人との会談や公式行事などにも使用されていることを知り、公邸が国政を支える重要な交流の場として担っている役割について理解を深めることができました。国会議事堂に続いて衆議院議長公邸を訪問したことで、政治が行われる議場だけでなく、その活動を支えるさまざまな場についても学ぶことができました。普段は訪れる機会の少ない場所を見学し、現場で直接お話を伺えたことは、政治や社会の動きをより主体的に捉える契機となりました。


衆議院議長公邸

 今回の東京研修では、証券市場、民間銀行、中央銀行、国会という異なる立場の機関を訪問し、それぞれが社会や経済を支えるために果たしている役割を学びました。各訪問先で得た知識や気づきを結びつけることで、大学で学ぶ経済学が金融、企業活動、政策、そして私たちの日常生活と深く関係していることを実感しました。 今回の経験を今後のゼミ活動に生かすとともに、一人ひとりが自身の将来や社会との関わり方について考え続けていきたいと思います。研修の実施にご尽力いただいた皆様、ならびに各訪問先で貴重なお時間を割いてご案内、ご説明くださった皆様に、心より御礼申し上げます。