【上村ゼミ】専門演習Aの学生が厚生労働省「学生との年金対話集会」に参加しました
2026年6月4日(木)3時限目、厚生労働省年金局の職員の方々を、上村ゼミ(18期生)の教室にお迎えし、「学生との年金対話集会@関西学院大学」を行いました。学生との年金対話集会は、厚生労働省年金局が学校を対象に行っている事業です(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000143356_00005.html)。
ゼミ担当教員の上村敏之教授が、厚生労働省の年金広報検討会の委員であることもあり、上村ゼミでの実施は4回目です。

年金対話集会が行われる前の授業にて、厚生労働省年金局よりいただいた年金制度に関する資料をもとに、ゼミ担当の上村教授(専門は財政学)が、ゼミ生に対して解説の授業を事前に行っていました。また、厚生労働省が公開した「公的年金シミュレータ」(https://nenkin-shisan.mhlw.go.jp/)についても、実際に動かすことで、どのような働き方でどのぐらいの年金額になるのかを計算しました。ゼミ生たちは、これらの基礎知識を得た上で、「学生との年金対話集会@関西学院大学」に臨みました。

厚生労働省年金局からは2名の職員の方々が来られました。年金制度の概要の説明のあと、ゼミ生は2グループに分かれ、発言しやすい環境で年金制度について議論しました。特に、非課税で資産運用ができるiDeCoなどの私的年金の関心が高いことがわかりました。私的年金は自分の裁量で運用ができる仕組みということで、NISAとの違いなど、ゼミ生たちは熱心に話を聞いていました。いまは、就職時などの企業の研修でも、年金の資産運用をどうするか聞かれる時代になっており、私的年金、そして私的年金と公的年金の関係に関する知識は大切です。

また、公的年金制度は高齢者が主な対象だと思われがちですが、20歳から保険料を拠出することで、大学生などの若い世代も関わる制度です。学生納付特例制度を使えば、保険料を拠出しなくても、障害年金の受給資格があることについては、今回の年金対話集会で初めて知ったゼミ生が多くいました。少子化やインフレ、マクロ経済スライド、賦課方式といった年金財政の仕組みについても、話が広がりました。これらは、年金財政の専門的な知識が必要な内容ですが、事前学習である程度の知識を得ていたことで、高度な議論を行うことができたと思います。
最後に、このような貴重な機会をいただけた、厚生労働省年金局の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。