2025.11.17[ニュース]
経済学部の上村敏之教授が伊丹市「ふるさと賞」を受賞しました
2025年11月10日(月)、経済学部の上村敏之教授(専門は財政学)が、伊丹市の市制施行85周年記念事業として行われた表彰式にて、「ふるさと賞」を受賞しました。
伊丹市「ふるさと賞」は、永年にわたり地域の発展と住民の福祉に貢献し、その功績が特に顕著である者と団体に贈られる賞です。上村教授は、国民健康保険事業運営協議会の会長として、国民健康保険財政の県単位化や、県内保険料水準の統一への対応に尽力されていることが評価されました。
また上村教授は、国民健康保険運営協議会の委員に就任してすぐ、伊丹市の国民健康保険の財政収支モデルの開発を進め、中期的な財政シミュレーションにもとづく政策決定の基礎を構築しました。この財政収支モデルによって、エビデンス重視の政策決定が実現し、その後の国民健康保険財政の県単位化に向けた対応が円滑になりました。
表彰式では、中田慎也・伊丹市長より、上村教授へ表彰状と楯が授与されました。