経済学部
K.G.

学生 海外学習活動(欧州ビジネス研修)

谷川 いち佳 さん
掲載日:2025.12.12

 社会学部
【研修地】
 ドイツ
【利用したプログラム名】
 海外学習活動(欧州ビジネス研修)

プログラムへの参加動機

将来、広告業界で働きたいという思いがあり、在学中に実際のプロモーション業務に携わる機会を探していました。このプログラムでは、PR動画制作に加え、海外という異文化環境で視野を広げながら研修できると知り、かけがえのない経験になると思いました。また、高校時代の留学で出会ったドイツの友人と話すことも多く、以前からドイツには自然と縁を感じていました。こうした関心を実際の現場で磨きつつ、語彙力を含め、自分のアイデアや視点が国際的な環境でどの程度通用するのか挑戦したいと考える、このプログラムへの参加を決めました。

2025ドイツ研修_谷川いち佳②

プログラムの内容(初日~最終日までの研修内容の概要を教えてください。)

日本とは異なるドイツのワークスタイルを体感しながら、クルーズ船のPR制作を行うことを目的としたプログラムでした。シナリオライター、動画編集、旅程管理、リポーターの4つのチームに分かれ、第1週目はドイツのオフィスで乗船期間に向けた準備を行いました。撮影計画や編集構成の作成に取り組み、1日の終わりに社長へ活動報告を行うスタイルで進めていました。また、この期間に動画編集ソフトの講習やゼミなどの学習機会があり、現地の働き方への理解を深める時間にもなりました。第2週目はクルーズ船に乗船し、船内や寄港地での撮影を行い、各チームが役割に応じて素材を収集しました。第3週目はオフィスでの編集作業や企画の仕上げに専念する週で、自由勤務日も設けられていたため、研修と個人の時間を両立しながら過ごすことができました。

2025ドイツ研修_谷川いち佳③

現地での生活を教えてください

現地での移動は路面電車が中心で、想像より時間通りに運行していたので快適でした。食事はパンやソーセージなどシンプルなものが多く、スーパーで買い物をしながら軽く自炊できる環境も整っていました。日中と夜の寒暖差があり、服装調節が少し難しかったですが、半袖のインナーに薄手のアウター1枚を持ち歩くことで対応していました。また、街を歩いていると日本人だと気づかれることが多く、そのたびに思いがけない一期一会の出会いがうまれ、その瞬間限定の交流が大切な思い出として印象深く残っています。そしてなんといっても10代で豪華客船に乗る機会を得られたことは、自分にとってかけがえのない貴重な経験になりました。船内での非日常的な生活や、多国籍の人々とのやり取りを通して視野が広がり、将来の展望にも大きな影響を与える時間になりました。

2025ドイツ研修_谷川いち佳④

参加する為に必要な準備は?

自由勤務日が数日設けられているため、事前に観光したい場所や購入したいお土産をリストアップしておくと、より充実した時間を過ごせます。私はお土産を渡す相手だけを簡単にメモしていましたが、それでも現地で迷わず動くことができ、限られた時間を有効に使えたと思います。本プログラムに参加される方には、せっかくヨーロッパまで来ているので、出来ることをとことん詰め込んで、研修だけでなく個人の時間も積極的に活用し、思い出をしっかり残してほしいです。

2025ドイツ研修_谷川いち佳⑤

さいごに(帰国後、経験を生かしてやりたいこと等)

振り返ると、このプラグラムに参加したことで、期待以上に満喫した夏休みになったと感じています。私の場合、1年生での参加だったので先輩が多く、不安がなかったわけではありません。それでも思い切って飛び込んでみると、自分にとって大切だと思える仲間に出会い、世界の見え方が大きく変わりました。人として成長できたことはもちろん、考え方の幅も広がり、新しいつながりが増えたことも大きな財産です。もし同じような心配がある方がいたら、この言葉が一歩踏み出す勇気になれば嬉しいです。

2025ドイツ研修_谷川いち佳⑥

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