吉川 晃史(よしかわ こうじ) 准教授
[ 編集者:商学部・商学研究科 2020年3月27日 更新 ]
研究分野のキーワード
企業再生と管理会計、中期経営計画と予算管理、経営計画と経営意思、臨床会計学、管理会計を変化させるダイナミックケイパビリティ、事業継続計画(BCP)とマネジメント・コントロール・システム、会計実践
研究内容
組織内外の相互作用により,マネジメント・コントロール・システム(MCS)がどのように変化していくのか,具体的には,1)グローバル企業のすぐれた管理会計実践の変化と,2)中小企業の管理会計実践の変化について,主としてインタビュー調査,参与観察といった定性的研究による調査を通じて研究しています。
最近では,定性的研究で得られた知見の一般化を図るために,定量的研究と組み合わせたフィールド実験に向けた研究プロジェクトも開始しました。
管理会計に関する講義を通じて,基本的な計算技法を習得し,様々なコンテクストにおける管理会計の役割を理解してもらうように心がけています。これまでの研究成果をはじめとする事例紹介を通じて,教科書では十分に描ききれない状況のもとでの管理会計の役立ちを学び,経営として使える生きた管理会計を教育します。
2020年度担当授業科目(学部)
商学演習、管理会計論、意思決定会計論、会計学特論B(209)【イノベーションと管理会計】、会計学特論B(210)【中小企業管理会計論】、研究演習I