高原 豪(たかはら つよし) 助教

[ 編集者:商学部・商学研究科       2020年3月27日   更新  ]

研究分野のキーワード

医療経済学, 産業組織論, 応用契約理論

研究内容

   私は医療サービスの市場について研究に取り組んでいます. 医療サービス市場は, 通常の財・サービス市場と異なる特徴を多く持っています. 例えば, 多くの国・地域では, 医療サービスの価格(診療報酬)は規制されています. また, ほとんどの場合, 消費者(患者)はどのような財(医薬品や治療法)が最も望ましいのか知ることができません. このような特徴を持つ医療サービス市場について, 産業組織論や契約理論を応用し, 理論的に分析しています.
 現在は, 以下の2つのテーマについて研究に取り組んでいます.
 第1に, 病院間がサービスの質と病院の立地について競争しているとき, 公立病院の民営化がもたらす影響について研究しています. この研究によって, 公立病院を民営化することによって, 当該病院がより郊外に立地するケースと, より都市部に立地するケースが存在することを明らかにしました.
 第2に, 医薬品メーカーによる医療用医薬品(使用にあたって医師・歯科医師の処方を要する医薬品)の消費者に対する広告規制政策について研究しています. 米国では, 医療用医薬品に関する広告中に自社製品名を含めることが許容されていますが, 日本では啓蒙広告のみが許容されています. このような制度の差異に着目し, どのような規制政策が望ましいか分析しでいます.

2020年度担当授業科目(学部)

経済学基礎、商学演習、ビジネス情報特論B(213)【組織の経済学】・(221)【医療経済学】

プロフィール・主要研究業績

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