藤田 直樹(ふじた なおき) 助教

[ 編集者:商学部・商学研究科       2020年3月27日   更新  ]

研究分野のキーワード

財務会計、国際会計、退職給付会計

研究内容

   私の専門分野は会計学の一領域である財務会計であり、現在の研究テーマは退職給付会計です。現代の退職給付は従業員の勤労の対価の後払いと考える「賃金後払説」に基づいています。企業側から退職給付を捉えた場合、退職給付は勤労を行った従業員に対して将来支払う債務と捉えることができます。このため、企業は負担する債務を明確にする必要があります。また、退職給付に関する情報は投資家等利害関係者が注目する情報です。退職給付に関する積立状況は、従業員の勤労による退職給付額のうち会計期間期末までに発生していると見積もられた退職給付債務と、企業外部への積立額である年金資産に基づいて財務報告が行われます。しかしながら、現行の退職給付会計基準においては未だに明確な根拠が示されていない部分がございます。また、米国、国際会計基準、日本における退職給付に関する会計処理を比較すると、異なる会計処理が存在します。この違いは時代背景の影響によります。そこで、退職給付会計基準の歴史的な考察を行い、退職給付の積立状況を巡る残された問題について研究しています。

2020年度担当授業科目(学部)

簿記基礎、商業簿記Ⅰ、商学演習

プロフィール・主要研究業績

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