岩松 正洋(いわまつ まさひろ) 教授

[ 編集者:商学部・商学研究科       2020年3月27日   更新  ]

研究分野のキーワード

文学理論、現代小説、比較文学

研究内容

   2003年、パリ第四大学に提出した博士論文は、「ポストリアリスト小説における〈真実らしさ〉からの逸脱、そして綺想」でした。不条理、マジックリアリズム、伝奇的想像力、「ジャンル風景」の変化、叙述トリックと「信頼できない語り」、メタフィクション作品に見られる「物語階層違犯」などのメカニズムを、単一のモデルで説明しようと試みたものです。小説を「言語コミュニケーション」の一種としてあつかうため、従来の構造主義的アプローチに、人工知能研究や認知科学の知見をドッキングさせる必要が出てきました。文学研究でありながら、少し理系的な発想を必要とする局面です。
 ミステリやホラー、ファンタジー、SF、かつての少女小説などの「ジャンル小説」についても同様のアプローチを行う予定。小説を読んで「おもしろい」と思ったり「びっくり」したり、といった基本的で人間くさい現象を、科学的に解明できないかと模索しています。

2020年度担当授業科目(学部)

フランス語I・II・III・IV(読解)、教養演習

プロフィール・主要研究業績

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