伊藤 正範(いとう まさのり) 教授

[ 編集者:商学部・商学研究科       2020年3月27日   更新  ]

研究分野のキーワード

イギリス小説、モダニズム、ダーウィニズム

研究内容

   19世紀末から20世紀初頭にかけてのイギリス小説を、言語(語り)に焦点を当てて研究しています。ヘンリー・ジェイムズ、ジョーゼフ・コンラッド、H・G・ウェルズ、E・M・フォースターなどの作家が名を連ねるこの時期は、ちょうどリアリズムからモダニズムへの移行期にあたります。英文学の歴史上、大きな意味を持つこの変遷は、一体どのようにして生じていったのでしょうか。
 現在、一つの切り口として注目しているのは、ダーウィニズムとそこに端を発するさまざまな進化論言説です。1859年に出版され、進化が漸次的な変化と自然選択によって生じることを示唆したダーウィンの『種の起源』は、旧来の安定した聖書的な世界観・生物史観を、根本から覆しかねない要素を秘めていました。そうした「不安」要素が、都市の拡大に伴う犯罪や貧困層の増大、帝国主義の拡張に伴う植民地での 反乱などに直面していた当時の社会にどのような影響を及ぼし、さらには小説の言語をどのように変えていったのかを調査しています。

2020年度担当授業科目(学部)

英語III・IV(リーディング)、英語III・IV(コミュニケーション)、教養基礎D(異文化)

プロフィール・主要研究業績

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