藤野 真子(ふじの なおこ) 教授

[ 編集者:商学部・商学研究科       2020年3月27日   更新  ]

研究分野のキーワード

中国文学、中国演劇、上海

研究内容

   中国文化において、音楽・美術・文学など最も多様な要素を備えているのが京劇をはじめとする伝統演劇である。それは先人のすぐれた蓄積を伝承するとともに、伝播した地域の文化や外来文化との接触を通じて常に変化し続ける「生きたもの」でもある。こと清末から民国期にかけての上海においては、国内外のさまざまな文化が集結、交流し、新たな都市文化が創り上げられた。伝統演劇もまたこうした風潮のもと、演技や演目、更には舞台空間に至るまで大きな変革を遂げ、特に上海へ南下した京劇は北京と全く異なる風格を備えたものになった。一方これら伝統演劇の変遷をめぐる言説が、やはり同時期盛んに発行された新聞・雑誌上で活発に展開され、中国演劇史上稀に見る「劇評」、「演劇論」の発展をもたらす。こうした上海活字メディアと舞台芸術の相関性については、これからも大いに言及していきたいと考えている。

2020年度担当授業科目(学部)

中国語 I・II・III・IV、教養演習

プロフィール・主要研究業績

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