2020.03.19.
高森ゼミが企業に対する提案プレゼンテーションを行いました

 国際ビジネスコミュニケーションを専門とする商学部・高森桃太郎准教授のゼミ生が、2月28日にスキンケア商品の開発・販売を手掛ける株式会社メディプラスに対して提案プレゼンテーションを行いました。同社の主力商品の市場を拡大するためにはどうすれば良いかについて3班に分かれて考え、約2ヶ月間準備をしました。

 

 ゼミ生はチームの目的設定から競合分析、メディプラス社製品の強みと弱みの把握、ロードマップの立案まで全てを自分達で行いました。また、春休み中も自主的に梅田キャンパスでリハーサルを行い、企画を練り上げて行きました。プレゼンテーション当日は東京(恵比寿)にあるメディプラス研究所に行き、恒吉明美会長と上田敏一社長に対して提案を行いました。ゼミ活動では交渉や戦略的コミュニケーションに加え、ピッチ、デザイン思考、ビジネス・ストーリーテリングなども学んできた高森ゼミの学生たちは、一年の学習の成果を発揮し、それぞれ「新しいパートナーとのコラボレーション」「従来とは異なる顧客層へのアプローチ」「これまでとは異なるイメージでの商品の販売」という観点かられユニークな提案を行いました。また発表後は会長と社長との質疑応答の時間があり、プレゼンテーションだけでは伝えられなかった提案の背景についても説明しました。

 結果、最も優秀な提案を行った一つの班に対して同社から10万円が、また個人として最もプレゼンテーションが良かったという評価を得たゼミ生に対しては1万円が贈られました。提案プレゼンテーションの後は同社の社員の方々と合同で企画会議を行い、様々なアイデアを出しながら企業がどのように生活者の課題を解決するかについて学びを得ました。