新月池(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

新月池

新月池

新月池

 上ケ原キャンパス内には、現存する新月池の他に、現在の大学図書館から第5別館までの間に一つ、そして体育館辺りに一つの合わせて3カ所に大きな農業用水池があった。
最も早く姿を消したのは時計台(旧図書館)西側の池で、次は体育館建設用地にあった池である。
新月池と、同じく農業用水池でもある日本庭園池泉のみがキャンパス創成期から現在に残されている。

 かつてこの池には、W.H.H.ノルマン教授が長野県より持ち帰った美しい蓮の花が見られ、またヒシも水面にびっしりと繁茂していた。
しかし富栄養化した水質と漏水防止工事などにより、いずれも姿を消してしまった。
巣営していたカイツムリも、文化総部寄贈により池に放たれたコブハクチョウも今は見ることができない。
早春には水利権者(門戸農会ほか)による池さらいと同時にコイやウナギが捕獲されたが、それも今はない。
2004年、新月池周辺再開発により、本部棟、大学院1号館、法科大学院(大学院2号館)が建設されて以降、新月池も整備され、この池が見せてくれる四季折々の風物詩は今も美しい。