坂湛(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

坂湛

さかたん

安政2<1855>.12.12~1931.7.11

坂湛

坂湛

川崎造船所取締役。
江戸の幕臣の家に生まれる。
工部大学校で造船の技術を学び、同校卒業。
創業当初から工部大学校卒業の工学士を採用していた川崎造船所の技師となり、株式会社改組に際して株主となる。
1899年3月に博士会推薦により造船で工学博士の学位を得た。

1888年3月4日、山二番館の神戸中央教会仮礼拝堂で、吉岡美国、長谷基一とともにJ.W.ランバスから受洗。
89年の原田の土地取得に際して、神戸市下山手通6丁目299番屋敷に住む坂は、吉岡(同通7丁目番外15番屋敷)、長谷(兵庫永沢通804番屋敷)とともに法律上の土地所有権者を委託された。
後年、教会に出席することは稀であったが、夫人まき子とともに固く信仰に立ち、常に神戸美以教会のための隠れた援助者であった。

【参照】Ⅰ 58,106【文献】『川崎造船所40年史』1936;『川崎重工業株式会社史』1959;『神戸栄光教会七十年史』1959;『日本博士録』(1)1985