スミス,R.(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

スミス,R.

Smith,Roy.

1878.6.14~1969.6.3

スミス,R.

スミス,R.

経済学部教授。
アメリカ・イリノイ州に生まれる。
1902年イリノイ大学を卒業、03年、G.M.フィシャーの紹介でYMCA派遣の英語教師として来日、山口県長府の豊浦中学校、神奈川県立厚木中学校や東京の大倉商業学校などで教えた。
06年一旦帰国し、シカゴ大学で経済学および法律学(M.Ph.)を学び、ニューヨーク大学で哲学と商業学の学位(MCS)を得た。
09年再び来日、神戸高等商業学校に赴任して商業学、とくに外国貿易実務を長い間講義し、多くの俊秀らを育成した。
その間、アメリカ・南メソヂスト監督教会との関係を強め、神戸のキリスト教学生センター(後に善隣館さらに愛隣館と改称)で活動した。
関西学院との関わりは、34年の旧制大学商経学部開設に際して講師として商業英語を担当したことに始まる。
戦時中はアメリカに帰国してシカゴ周辺の日系アメリカ人教会で活動するが、47年に来日、関西学院理事となる一方、48年に発足した新制大学経済学部教授として教壇に立ち、外国貿易を講じた。
さらに51年4月に開設された商学部に移った。
その後学院を離れたが、90歳でアメリカに帰国するまで、教育活動を展開した。
59年、勤続50年を記念して勲三等瑞宝章が贈られ、あわせて第1回兵庫県国際文化賞を受賞、60年日米修好通商条約締結100年を記念しわが国の教育に貢献したアメリカ人としての表彰を受けた。
著書にA Half Century in the Schools of Japan(1968)などがある。

【参照】Ⅱ 20,136【文献】三戸雄一「ロイ・スミス先生」『随筆集日本人と外国人』1966;三戸雄一「ローイ・スミス先生について」『日本滞在記』1977