聖句(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

聖句

 関西学院のいくつかの建物には、聖書の句が刻まれ教育の姿勢が示されてきた。
原田の森キャンパスで最もよく知られたものは、神学館の玄関に刻まれたヨハネによる福音書8章32節の「真理将使爾得自主」(真理はあなた方を自由にする)であり、この言葉が当時の神学部のモットーとして位置づけられた。

 上ケ原キャンパスでは、移転時の最初期の建築には特に聖句を刻むことは行われなかったようであるが、学院創立70周年を迎えるころからいくつかの建物には以下のような聖句が刻まれるようになった。

・第5別館「求めよさらば与えられん」(マタイ福音書7:7) 
・社会学部校舎「真理はなんぢらに自由を得さすべし」(ヨハネ福音書8:32) 
 この聖句碑は学部校舎建て替えに当たり新校舎入口の壁に再び埋め込む予定であったが、割れていたため、新事務室ロビーに展示されている。

・理学部校舎(本館)「愛をもって互いに事へよ」(ガラテヤ5:13)
この聖句のプレートは、2001年夏の理学部移転に伴い神戸三田キャンパスに移設された。

・法学部校舎「あなたのみことばはわが足のともしびわが道のひかりなり」(詩篇119:105) 
・新大学図書館「あなたたちは真理を知り真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ福音書8:32) 
・F号館「わたしたちは、見えるものにではなく見えないものに目を注ぐ」(コリント第2:4:18)

 人間福祉学部はマタイによる福音書「あなたがたは地の塩である」を、国際学部は「あなたがたは世の光である」をそれぞれ学部聖句とする。

 また2006年に建て替えられた吉岡記念館ベルスクエアに設けられたスイングベルにはギリシャ語でコロサイの信徒への手紙3章14節の「愛は、すべてを完成させるきずなです」が、さらに第3フィールド入り口の碑にはローマの信徒への手紙5章4節「忍耐は練達を、練達は希望を生む」が記されている。

 神戸三田キャンパスにおいては、総合政策学部の理念を表すものとして、「仕えられるためにではなく、仕えるために」という言葉がI号館エントランスホールに刻まれている。
これは“Mastery for Service”にちなんで引用される、マルコによる福音書10章45節をやや意訳した表現である。

 宝塚キャンパス、初等部はルカによる福音書2章40節「幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。」を聖句としている。
また、中央講堂(125周年記念講堂)は、詩篇23「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。主はわたしを青草の原に休ませ憩いの水のほとりに伴い魂を生き返らせてくださる。」を聖句としている。