全学協議会(スクール・カウンシル)(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

全学協議会(スクール・カウンシル)

 アメリカ・南メソヂスト監督教会の単独経営であった関西学院が、カナダ・メソヂスト教会と合同経営に入ることを取り決めたものが、1910年5月の合同条項(Articles of Union)である。
合同条項は第11条において、理事会の働きについて規定するとともに(第1項)、全学協議会(スクール・カウンシル)を設けて関西学院内部の運営に当たることが規定されている(第2項)。
全学協議会は院長、各学部長(神学部長、高等学部長、普通学部長)の合計4名で構成され、院長がその議長を務めることとされた。
また、もし何らかの理由で構成員が4名より少なくなった場合には、理事会は臨時に礼拝主事あるいは1名ないしそれ以上の教授を任命し員数を埋める権限をもつとされた。

 全学協議会は学院運営について広範な役割を担っていた。
すなわち、2学部以上ないし学院全体に関するすべての事柄は理事会のもとにある全学協議会によって決定されること(第4項)、理事会によって推薦され合同教育全権委員会によって任命される者以外の役職は全学協議会によって任命され、その職責については全学協議会に負うこと(第5項)、通常、普通学部の教員は全学協議会の承認によって普通学部長と院長によって選任されること(第6項)、全学協議会が決定できない場合には理事会に委託されること(第7項)などが、合同条項で定められていた。
なお、その後全学協議会に関する規程が改正され、1915年には構成員が8名に、20年には12名に増員された。

 1951年3月、関西学院は財団法人から学校法人へと変わったが全学協議会はそのまま運営され、58年11月、理事会で決定された「全学協議会規程」に基づくものになった。
これにより「院長が全学院に関する事項のうち必要と認め諮問する事項について審議する」ことを目的として設置されている。

【参照】Ⅰ 248-250