竹友藻風(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

竹友藻風

たけともそうふう

1891.9.24~1954.10.7

竹友藻風

竹友藻風

文学部教授、詩人。
本名乕雄。
大阪市に生まれる。
1914年、京都帝国大学英文学選科修了。
15年に渡米、イェール大学で宗教学を専攻。
ニューヨーク・ブルックリン博物館の管理助手を務めながらコロンビア大学大学院で英文学を専攻(M.A.)。
20年、慶應義塾大学教授(英語、英文学)、23年、東京高等師範学校教授。
34年4月、関西学院大学開設と同時に法文学部教授(英文学)に就任。
48年11月、大阪大学文学部教授。
50年、関西学院大学最初の文学博士の学位(旧学位令)を授与され、52年4月から関西学院大学大学院教授を兼任した。
ピューリタニズムとヘレニズムを交えた学匠詩人で、ダンテの『神曲』3巻の完訳(1950)のほかに『叙情詩論』(1939)がある。
その他、詩集『祈祷』(1913)、『浮彫』(1915)、『時の流れに』(1920)、訳詩集『ルバイヤット』(1921)、『ヴェルレエヌ選集』(1921)、『希臘詞華抄』(1924)などを刊行。
『竹友藻風選集』全2巻(1982)がある。
学院創立50周年を記念して作られた「関西学院頌歌」(山田耕筰作曲)の作詞者でもある。

【参照】Ⅰ 487,538;Ⅱ 152【文献】寿岳文章「詩人藻風」『英語青年』101(2)1955;『関西学院七十年史』1959;『関西学院大学文学部60年史』1994