ゴルフ部(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

ゴルフ部

 1936年、古川恒平が日本学生選手権に勝っているが、まだゴルフ部は結成されていなかった。
50年に、クラブ活動を通して体力、技術の向上はもとより、基本であるエチケット・マナーを習得し、そこで培ったゴルフ精神を社会で発揮して活躍、貢献できる人間を創造することを目的として大橋貞吉、土井一郎が同好会を結成し、52年にクラブとして運動総部に加入した。
その年、塚本陽三が関西学生選手権優勝。
団体は春秋に関西制覇し、東の王者慶應義塾大学を破っている。
それらの戦績を評価され、部に昇格したのは54年であった。

 当時は学生ゴルフ黎明・発展期に当たり、関西学院は関西では甲南と、関東では慶応と早稲田が共にしのぎを削りながら学生ゴルフ界を牽引した名門校の一つであった。

 その後、個人では59年、蒲生雄蔵が日本学生を、60、61年と上田靖彦が朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権(以下朝日杯)を連覇。
69年にも渡辺武三が朝日杯を、女子では65年に花田(現姓木村)妙子が日本女子学生選手権に優勝している。
また現在プロの入江勉がアマチュア時代、日本オープンベストアマや日本アマ2連覇など優勝25回を達成し、その後プロに転向、関西オープンなど3勝を挙げた。

 一方、団体では男子が1957年に信夫杯争奪日本大学ゴルフ対抗戦(以下信夫杯)に優勝、74年以降低迷期が続くが、2003年に31年振りに関西で優勝したのを皮切りに09年から10年にかけて関西3連覇、全日本でも2年連続4位と古豪復活の兆しを見せている。
また女子は1980年に関西制覇をした後は、部員不足もあって目立った成績はなかったが、2012年春に1部に復帰してから13年秋に、33年振りとなる念願の関西制覇を成し遂げ、その勢いのまま乗り込んだ信夫杯で史上初の3位入賞(植手真美がMVP獲得)を果たした。

【文献】『関西学院大学体育会ゴルフ部創部50年記念誌』2004