小泉貞三(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

小泉貞三

こいずみていぞう

1905.2.4~1975.2.9

小泉貞三

小泉貞三

商学部長。
滋賀県神崎郡に生まれる。
1932年、関西学院高等商業学部を卒業後、大阪商科大学および京都帝国大学経済学部大学院に進学。
京都帝国大学では小島昌太郎教授の研究室で交通論を研究した。
36年より関西学院大学商経学部助手として迎えられ、その後41年に同助教授、51年に商学部の分離独立に伴い商学部教授となり、73年に退職するまで商学部で交通論および海運論を担当した。
またその間61~66年には商学部長に選任され、商学部の教育・研究体制の発展に寄与した。
引き続き66年には財務部長、68年には関西学院理事として大学紛争時の学校法人の経営を支えた。

 小泉の主たる研究は、博士学位論文「交通輸送力経済学の基本問題」(1960)にみられるように方法論的な研究が中心であったが、商学部の研究演習においては現実の経済問題を幅広く取り上げた。
3年生の第1回のゼミでは学生に対し、好んで「スズメは経済していますか」という質問をした。
69年、兵庫県教育功労賞受賞。

【参照】Ⅱ 136,141,145【文献】『商学論究』20(3)1973