建築実験棟(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

建築実験棟

建築実験棟

建築実験棟

総合政策学部の中に設けられている建築士プログラム教育の一環として、主に建築材料実験、建築環境工学実験を実施するために設けられた実験施設で、2009年に神戸三田キャンパスに竣工した。
10年度から、学部学生に向けて正式な運用を開始した。
建築士プログラムの所定の課程を履修した学生は、卒業後に所定の実務経験を重ねた上で、一級建築士、二級建築士の受験資格が与えられるが、この受験資格を付与するにあたり、当該コースで建築設計の実習や建築関連分野の講義の開講に加えて、実験の授業を開講する必要があるために設けられたものである。

 実験棟は主に建築材料の実験室と建築環境の実験室に分かれており、前者ではさまざまな条件の下でコンクリートを製造したり、コンクリートや鉄筋の強度などを計測する実験を実施することが可能である。
後者では、室内の照明装置や照度、照明位置などに加え、壁面や床面の素材を変更することが可能で、さまざまな光、室内環境の条件下における光環境のシミュレーションを実施することが可能である。
これらの装置は、充実した設備・環境を有しており、専門的かつ高度な実験を実施することが可能である。

 建築士プログラムは毎年40名程度が履修しており、これらの実験装置を活用して、現実の建築空間の設計や建築物の構造等について日々理解を深めているが、学部学生の教育にとどまらず、オープンキャンパスなどにおいても積極的に活用されており、高校生に専門的教育の機会を与える上でも一定の役割を果たしている。
2009年2月竣工、鉄骨造地上1階建て、延べ床面積455.40㎡、設計監理は日本設計、施工は竹中工務店。