劇研究部劇団狸寝入(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

劇研究部劇団狸寝入

1924年劇研究会として発足し、6月、第1回の公演を試演会として開催。
昭和初期の新劇運動と時を同じくして発展した。
初期のころは男ばかりで老婆から少女までこなした。
43年6月の創立20周年記念公演以後、終戦の年の11月までほとんどの部員が学徒兵として出征、3、4人で朗読会をしていた時期もある。
46年・47年関西学生演劇コンクールに連続優勝。
59年1月、多くの先輩の熱い思いのこもる中央講堂2階から新築の学生会館(現、学生会館旧館)に部室を移転した。
大学紛争のさなかにも単独公演はとぎれることなく続く。
66年には第4回世界大学演劇祭に「夕鶴」をもって参加、審査員特別賞を受賞する。
同年、劇研究会は文化総部の組織が強まったころから劇研究部となり、2014年に公演活動を広く内外にアピールするため、名称を正式に「劇研究部劇団狸寝入」と定めた。
1991年にOB会関学劇研弦月会が発足した。
劇研出身の演劇関係者には、声優の日高久、演出家の[ド、土の右上にテン]居原作郎、劇団プロメテ創立主宰の岡村嘉隆・宮井道子夫妻、文学座の三木敏産、女優三田和代、東宝演出部の北村文典、劇書房の笹部博司、劇作演出家・俳優の門田剛、俳優の豊川悦司、劇団キャラメルボックスの細見大輔などがいる。

【文献】『劇研究部80年史』2004