関西学院大学出版会(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

関西学院大学出版会

 関西学院教職員有志の発意により、1995年11月、大学の情報発信機能の確立と重要性、出版会設立の必要性、出版会の果たす役割について示した設立趣意書が作成され、学院創立111周年記念事業の一環として、学院からの拠金と、大学教員組合からの一部寄付によって設立されたものである。
95年12月に第1回設立準備会、97年4月設立総会を開催してスタートした。
組織は学長を会長とし、学院教職員有志に学外協力者を加えた理事会、評議員会で構成し、事務局を大学生協書籍部に置いている。
出版会設立に先立って、生協書籍部が教職員や学外講師、大学院生を加えて『みくわんせい』と題する書評誌を86年に創刊、92年までに16号を発行していた。
その後活動が途絶えていたが、その時に協力していた教職員によって出版会の構想が持ち上がったものである。

 刊行書目は、出版会が企画するもの、著者の求めに応じて出版する大学叢書をはじめ、2000年度から始めたブックレット「K.G.りぶれっと」など、翻訳書や外国語による書籍も含めて、多様な著作物がある。
大学出版会は理事会や大学が組織として設立する場合が多いが、有志の自発的発議を理事会、大学が支援する形で始まったところに本出版会の特徴があり、「大学を社会に開くこと」を使命として、より充実した組織体制の確立を目指しているが、今のところ制作・販売を関学生協に業務委託するかたちで事業を行っている。

【文献】山本栄一「遅まきながらの大学出版会―関西学院大学出版会の由来」『大学時報』(272)2000