東京丸の内キャンパス(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

東京丸の内キャンパス

東京丸の内キャンパス

東京丸の内キャンパス

 関西学院の東京での本格的な活動は、1999年6月に同窓会が中央区日本橋のビルにわずか約100㎡の活動拠点・関西学院同窓会東日本センターの開設から始まった。
2003年3月に学院の理事会において学院として東京オフィスの開設が正式に決定され、学院と同窓会本部・東京支部が協力してオフィス物件の調査を行った結果、皇居に面した千代田区丸の内のパレスビル6階に91坪(約300㎡)の関西学院東京オフィスが誕生した。

 開設の目的は、関西学院の東京戦略の拠点として①関西学院の情報受発信基地として関東圏では必ずしも高くない知名度の向上、②首都圏での学生の就職活動の拠点、③学院が主催する講演会、セミナー・シンポジウム、催事の支援拠点、④首都圏在住の同窓生の親睦・交流の拠点、が掲げられた。

 2003年当時、関西の他大学4校がすでに東京に拠点を設けており、最後発での進出ではあったが、他大学と大きく異なる点は、元財務省で主計局をはじめ要職を歴任した村尾信尚を特別任期制教授として任命し常駐させたことだった。
村尾教授の助言によって04年2月から国家公務員上級職を目指す学生のために財務省の現職官僚を招いての中央省庁説明会がスタートし、その後単位も認定され、現在では6省庁が参加する「霞が関セミナー」として定着した。
また、教育機関としての認知度を高めるため生涯学習に取り組み、村尾教授の監修の下、04年10月から「今日本が問われているさまざまな問題」を受講者と共に考える社会人を対象とした公開講座「丸の内講座」を開講し、同時に関学卒業の上場企業のトップ経営者が講師となって同窓生の中堅を次代のリーダーとして育成する「三日月塾」や三日月塾卒塾生が講師となって若手同窓のための「新月塾」を開くなど、生涯学習において他校に例を見ない充実した取り組みを行い、関西学院の認知度向上に努めている。

 2005年の後半頃から丸の内地区の再開発が急速に進み、07年3月竣工予定の東京駅に隣接するサピアタワーの大学エリアに396㎡程度の空きがあるとの情報を入手し、07年1月に移転が正式決定した。
移転時期は就職活動時期を避けて6月末とし、AV機器はパナソニックの寄贈によって、同ビルに入居する11大学を凌駕する設備を持った東京丸の内キャンパスが07年6月25日に開設された。

 開設当時の目的を見失うことなく関西学院の認知度向上に向け、生涯学習、就職活動支援、先生方の研究会・セミナー・シンポジウムの支援、さらには同窓生の学びや集いの支援など、関西学院が必要とするさまざまな機能を果たしている。