西宮聖和キャンパス(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

西宮聖和キャンパス

西宮聖和キャンパス

西宮聖和キャンパス

 西宮市岡田山にある西宮聖和キャンパスは、2009年4月1日の関西学院と聖和大学の法人合併によって誕生した。
ただし、このキャンパスの歴史は81年前にさかのぼる。
関西学院が神戸原田の森から西宮上ケ原に移転した3年後の1932年、同じ神戸の中山手通6丁目59にあった小さな、けれども日本初の女性たちの神学校(女性伝道者養成のために1880年に創立された聖書学校)を起源とする神戸女子神学校が、現在の西宮市岡田山に引っ越してきたのが始まりである。
当初は、すすきの草はらにW.M.ヴォーリズの手による美しい洋館が3つと日本人教師住宅だけであったが、41年に大阪にあったランバス女学院と合同し聖和(聖なる和合)と校名を変え、戦後は土地を買い足して現在のキャンパスとなった。

 聖和キャンパスにある建物などには、聖和に関係する3名の創立者(創設者)の名前が付されている。
神戸女子神学校の創立者J.E.ダッドレーの「ダッドレーメモリアルチャペル」、神戸婦人伝道学校(1888年創立)の創立者M.I.ランバスの「メアリー・イザベラ・ランバスチャペル」(山川記念館2階)、広島英和女学校(1886年、創立者は砂本貞吉)の創設者N.B.ゲーンズの「ゲーンズハウス」があり、ヴォーリズ建築であるダッドレーメモリアルチャペルとゲーンズハウスは西宮市都市景観形成建築物に指定されている。

 西宮聖和キャンパスには、関西学院大学教育学部と聖和短期大学、そして聖和幼稚園が共存しており、教育学部生、短期大学生、幼稚園園児が学ぶキャンパスである。
教育学部生は、小学校教員や幼稚園教員、保育士を目指しており、聖和短期大学生に至っては100%近くが幼稚園教員や保育士になる。