日本学士院(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

日本学士院

 日本学士院は学術研究において顕著な功績をあげた学者を顕彰、優遇するための機関で、第1部(人文・社会科学70名)、第2部(自然科学80名)から成る。
1879年に設立された東京学士会院をルーツとし、1906年に帝国学士院と名称が変更され、戦後、教育の民主化の中で、49年に新設された日本学術会議に日本学士院と改称のうえ吸収された。
56年になって日本学士院法が制定され、学術会議から独立した組織となった。
その間、下賜金をもとに10年に恩賜賞が、財界の寄付金により11年に学士院賞が設けられた。

 関西学院の関係者で会員となったものは、古武弥四郎(生化学1949.10.5)、堀経夫(経済思想史・社会思想史1966.11.12)、仁田勇(物理化学1969.11.12)、新明正道(社会学1976.11.12)、宮本又次(日本経済史・日本経営史1979.11.12)、永宮健夫(固体物理学1981.12.12)、青山秀夫(理論経済学・経済社会学1984.12.12)、関集三(物理化学1985.11.12)である。
また学士院賞は、仁田勇が1943年度に「化学構造のX線的研究」で、粟野頼之祐が51年度に「出土史料によるギリシャ史の研究」で、宮本又次が71年度に「小野組の研究」で、関集三が76年度に「固体の構造熱力学的研究」で、柚木学が82年度に「近世海運史の研究」で、石本雅男が84年度に「無過失損害賠償責任原因論―ローマ法におけるCulpa Levissimaの比較法学的研究―」で、竹本洋が99年度に「経済学体系の創成―ジェイムズ・ステュアートの経済学体系―」で、中井正直が2008年度に「水メーザー源のVLBI観測による活動銀河中心核と巨大質量ブラックホールの研究」で受賞した。