日本庭園(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

日本庭園

日本庭園

日本庭園

 日本庭園が造園された明確な時期は不明であるが、関西学院が上ケ原に移転した当初(1929年)からその原形は存在したようであり、キャンパスマップなどで確認できるのは1935年頃からである。
96年、水利権者からの要請を受けて園内の池泉漏水防止工事を施したとき、庭園の改造改修工事も同時に行われた。
それにより、池の面積をやや縮小し、亀島の高さを約半分に低くするとともに、池に張り出すデッキを新設し、園内の遊歩道を明確な回遊式にした。
護岸の石組の修復にあたっては新図書館建設時に出土した転石で主に補充した。
石材はすべて、キャンパス内で出土したものが用いられている。
サクラ、カエデ、クロマツを中心に構成された植栽林は四季のうつろいを色鮮やかに見せ、散策や休息の場として、また学生たちの交流の場として利用されている。
なお、園内の遊歩道は、日本家屋の土間造りの伝統工法である三和土で造られており、その名称は、土・石灰・ニガリという3種の材料を混ぜて練ったものを叩き固めて仕上げることに由来する。
ただし、屋外の厳しい条件に耐えられる強度を確保したり、環境に配慮するために、表面硬化剤を塗布するなどの近代的工夫も併用されている。

 庭園面積3,300㎡、池泉水面積600㎡。