原野駿雄(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

原野駿雄

はらのとしお

1894.8.19~1982.10.7

原野駿雄

原野駿雄

神学部長、初代宗教総主事、宗教教育家。
東京牛込に生まれる。
静岡中学校卒業後、1912年、関西学院高等学部文科に入学、後に神学部本科に転じて19年、卒業。
日本メソヂスト牛込教会、松代教会を歴任後、カナダのトロント市のヴィクトリア大学神学部に留学。
さらにアメリカ・イェール大学大学院で学びM.A.取得。
帰国後、27年に関西学院神学部教授に就任し、新約緒論および釈義、新約聖書神学を担当。
43年、戦時下の宗教政策の下で神学部が日本西部神学校に統合された際に同校教授になり、さらに翌年の統合により東京の日本女子神学専門学校教授となる。
45年3月、大阪および神戸で路傍伝道に従事、のちにこの仕事が発展して、阪神信徒学校となった。
46年に関西学院に戻り、理工専門部教授兼宗教主事、48年に新制大学文学部神学科開設時には神学科教授、52年に神学部再建に際して神学部教授となる。
53年、初代宗教総主事、54年、神学部長となり、65年、定年で退職。
46年から75年まで御影教会牧師を続けた。
『ペテロ前後書、ユダ書』(1937)、『マルコ伝福音書』(1952)の注解ほか多数の著書、論文がある。

【参照】Ⅰ 382,573;Ⅱ 185,311【文献】『神学研究』(14)1965