ユネスコ研究部(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

ユネスコ研究部

 国連の専門機関である国際連合教育科学文化機関UNESCO(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)という名に即して、創部当初の1970年ごろは教育班、科学班、文化班に分かれ、地域の子どもたちとの交流や国際交流を中心に活動していた。
最近では、日本ユネスコ協会連盟の主な活動である「世界寺子屋運動」「世界遺産・地域遺産活動」「未来遺産運動」「青少年活動」のうち、特に「世界遺産・地域遺産活動」に注力している。
具体的には、およそ月に1度、世界遺産または重要文化財を訪れたり、世界遺産検定の資格取得促進活動をしたり、世界遺産プレゼンテーションを行ったりしている。

 ユネスコ研究部員は世界遺産または重要文化財の訪問や研究という手段を用いて、各々の自己実現を目指していることを理解し、共有している。
部員の多くが掲げるビジョンを一例として挙げたい。
「世界遺産を学ぶということは、その背景にある歴史、文化や価値観について学ぶことである。この学びが私自身の価値観に幅広さと深みをもたらすことで、将来なにごとにも柔軟な発想と理解力で問題に対処できる人間に育てる。つまり、世界遺産の研究は深みのある人間になるための手段である」。

【文献】『関西学院大学ユネスコ研究部20周年記念誌』1983