石田己代治(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室 2014年9月28日 更新 ]
関西学院事典

石田己代治

いしだみよじ

1901.4.3~1985.7.2

石田己代治

石田己代治

高等部長。
香川県小豆島に生まれる。
東京帝国大学理学部数学科卒業。
旧制広島高等学校に勤めた後、海軍教官として終戦を迎える。
1947年、関西学院のバックアップで創設された小豆島農芸学園の校長に就任。
農芸学園閉校後、50年、高等部へ数学科教師として赴任。
62年から67年まで高等部長を務める。

「私学は国公立の補助機関ではない。国公立のできないことをするのでなければ存在の意味がない」と常日頃から主張し、敬虔なクリスチャンとして「公立ではできない質的により高い歪みのない人間形成の教育の可能性」を追求した。
また、受験勉強から解放されている利点を生かし、基礎知識を身につけることを生徒に奨励し、視聴覚教育やLL教育の充実を図った。
芸術活動、体育活動にも理解があり、陶器窯を持つ美術教室や音楽室を含む特別教室棟、学友会クラブハウスの建築にも尽力した。

【参照】Ⅱ 33,296【文献】『関西学院高中部百年史』1989