久山康(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室       2014年9月28日 更新  ]

関西学院事典

久山康

くやまやすし

1915.8.12~1989.12.30


久山康

久山康

第11代院長、理事長、文学部教授。
岡山県津山市に生まれる。
京都帝国大学文学部哲学科卒業。
聖和女子学院教授を経て、1946年、関西学院大学予科教授に就任、57年、文学部教授。
専攻は哲学。
その領域はキリスト教思想を基底とする実存哲学と京都学派を軸とする日本思想史の両面にまたがる。
74年に理事長・院長に就任。
関西学院財政の建て直しを図り、教育・研究条件の向上、講義棟、学生会館、千刈セミナーハウス(2014年3月閉館)、高等部校舎、高中部礼拝堂など20棟に及ぶ重要な施設の拡充整備を行った。
さらに神戸三田キャンパスを取得し、21世紀に向けて関西学院が飛躍・発展を遂げる基礎を築いた。
文部省、私立大学連盟、兵庫県、西宮市、日本キリスト教学校教育同盟などで要職につき、わが国の高等教育と私立学校振興に貢献した。
主著は『自然と人生』(1962)、『近代日本の文学と宗教』(1966)、『人間を見る経験』(1984)など。
また『読書の伴侶』(1952)や『近代日本とキリスト教―明治編』(1956)、『同―大正・昭和編』(1956)、『戦後日本精神史』(1967)などの編著も高い評価を得ている。

【参照】Ⅱ 498,501【文献】『兄弟』(438)1995