畑道也(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室       2014年9月28日 更新  ]

関西学院事典

畑道也

はたみちや

1939.7.2~2008.3.25


畑道也

畑道也

第14代院長、文学部教授。
父は旧制高等学部教授、旧制中学部長畑歓三。
大阪に生まれ、西宮で幼少期を過ごす。
関西学院中学部、高等部を経て1964年文学部美学科卒業。
大学院文学研究科、博士課程単位取得退学(1970)。
その間1967~68年にはイラン・パーレビ大学(現、シラズ大学)アジア研究所に留学、遊牧民カシュカイの音楽調査を実施。

1972年文学部美学科助手就任後、1982年教授。
1977年、79年の二度にわたりトレス海峡における海峡諸島民の音楽調査のために現地留学した。
研究対象としてベートーヴェンやシューベルトなどの作品に対する音楽美学的考察、L.B.Meyerによる音楽構文論的意味も解明したが、他方、イラン留学、トレス海峡調査などを通じ現地の音楽文化についての調査・分析などを進め、特にパプア・ニューギニアなどにおけるキリスト教伝道活動を通じての西洋音楽と現地の音楽との関係性についての実証的研究を行った。
その間の調査活動を通じ、改めて現地でのキリスト教信仰に触れ、アングリカン教会において受洗した。

1989年から学生部長、学院史資料室長、文学部長、高中部長などの要職を歴任。
2004年に院長に選任された。
院長代理、院長就任時には、当時の理事会によって推進された「幹の太い総合学園構想」に基づき、中学部、高等部の男女共学化、聖和大学との法人合併などの重要な決定を推進し、21世紀における関西学院の採るべき方向性の決定に重要な役割を果たした。