柚木学(関西学院事典)

[ 編集者:学院史編纂室       2014年9月28日 更新  ]

関西学院事典

柚木学

ゆのきまなぶ

1929.6.22~2000.4.21


柚木学

柚木学

学長、経済学部教授。
金沢市に生まれる。
関西学院大学在学中神崎驥一のもとに下宿し、1953年に経済学部卒業。
同研究科を経て、60年、経済学部専任講師、助教授を経て、72年に教授。
57年から灘酒研究に着手し、『近世灘酒造業の経済構造』(1964)で経済学博士(関西学院大学)。
この書で灘酒の生産・流通全般にかかわる総括的研究をしたのち、自らの収集史料を基礎として海運史に関わる諸問題の包括的体系化を試みた『近世海運史の研究』(1979)で日本学士院賞受賞。
日本海事史学会理事、日本酒造史学会副会長、社会経済史学会常任理事などを歴任。
大学では、学生部長、学部長、産業研究所所長、学院史資料室長などを経て、学長に就任(1994-97)。
在任中に阪神・淡路大震災に遭遇。
また、編集委員長として『関西学院大学経済学部五十年史』(1984)、『関西学院百年史』(全4巻、1998)を刊行した。
96年には吉林大学名誉教授。
定年退職し、2000年、大阪明浄大学学長に就任。
直後に死去。

 父の柚木重三は京都帝国大学卒業後、日本経済史研究所所員を経て1936年に関西学院大学商経学部助教授となり、灘酒経済史関係資料の収集にあたり、『灘酒経済史料集成』編纂中の40年に死去。
死後出版に『灘酒経済史研究』(1940)がある。

【参照】Ⅱ 449,456,580【文献】『関西学院大学経済学部五十年史』1984;『経済学論究』52(2)1988;『関西学院大学経済学部七十年史』2005