社会学部学術講演会「困難の時代、私達はどうやって生きるのか?」

[ 編集者:広報室  2017年10月23日 更新  ]

11/20(月)13:30~15:00 西宮上ケ原キャンパスで

 関西学院大学社会学部は11月20日(月)、韓国を代表する文化人類学者で社会運動家でもある延世大学(韓国・ソウル)のチョハン・ヘジョン名誉教授を招き、学術講演会「困難の時代、私達はどうやって生きるのか?」を西宮上ケ原キャンパス社会学部101教室で開催します。
 チョハン・ヘジョン氏は、1997年のアジア通貨危機直後、若者のための新しい文化空間となる代案学校 ソウル市 職業体験センター (ハジャセンター) を設立し、その活動は国際的にも多くの注目を集めてきました。

【日時】2017年11月20日 (月) 13:30~15:00
【会場】関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 社会学部101教室
【講師】チョハン・ヘジョン・延世大学名誉教授(文化人類学者、フェミニスト、社会運動家)
【演題】「困難の時代、私達はどうやって生きるのか?」
【講演概要】科学技術の発達によって人類は快適な生活を手に入れる一方で、様々な困難や災難にも見舞われてきました。例えば、2001年の9・11アメリカ同時多発テロ事件、2011年の東日本大震災による原子力発電所事故、気候変動、雇用不安、家族解体等があげられます。私達は多かれ少なかれ、これらの困難が内面的な精神の危機に繋がる時代を生きています。これは、うつ病や摂食障害、被害妄想、誇大妄想、ADHD(注意欠陥多動性障害)、対人恐怖症、パニック障害、自己免疫疾患等々を患う人が爆発的に増えていることにもよく現れています。そして誰よりも若者たちが困難にさらされているのが現代社会なのです。
このような困難と災難に満ちた時代を「よく生きる」にはどうしたらよいのでしょうか? 東京大学の玄田有史教授は、誰もがうらやむような大企業正社員の地位を投げ打って、地方で起業する日本の若者たちの活動に希望を見出しています。これに対し最近の韓国では、「ヘル朝鮮(=地獄のような韓国)」と言って、正規職の地位を捨ててドイツやカナダに就業移民する若者たちが増えています。彼らはなぜ、生まれ育った地を離れる決心をしたのでしょうか? ゾンビのように生ける屍として生きたくないからではないでしょうか? 自分の生まれ育った地を離れずに、生き生きと自分らしく生きる方法はないのでしょうか? 都市と地方が出会い、国家と世界が出会い、東洋と西洋が出会い、様々な世代が出会い、そして男女が出会うその境界で、私は奇跡が起こることを信じたいのです。
【その他】一般参加可、無料、申し込み不要、通訳あり

関西学院大学社会学部

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