15年続く教育学部の通学ボランティア活動 小学生が関学生に感謝の会

[ 編集者:広報室  2016年12月21日 更新  ]

1/13(金)10:45~11:00 西宮市立上ヶ原小学校で

 西宮聖和キャンパスに通う教育学部生の有志が近隣の西宮市立上ヶ原小学校の児童のために取り組んでいる、登校時の安全確保と見送りのボランティアに対して、児童による「感謝の会」が2017年1月13日、上ヶ原小学校の体育館で開催されます。
 この活動は2001年6月8日に発生した大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件に衝撃を受けた教育学部の藤木大三教授が、地域の児童の安全対策に協力しようと、聖和大学(当時 09年に関西学院と合併)教育学部生たちに呼びかけ、事件から1カ月後の7月8日から始まりました。以後、15年間、途切れずに続いています。
 2016年度は、教育現場で働くことを目指す学生を中心に約30名が参加しています。学生たちは午前7時半までに大学に集合し、交通量の多い交差点や幅の狭い道など、児童が危険にさらされやすい地点で活動。猛暑の夏も雨の日も通学路に立ち、児童とのコミュニケーションを続けています。次第に良好な関係が築かれ、児童が登校後に正門で大学生を待ち構え、グラウンドで鬼ごっこやドッヂボールをするという光景も見られます。
 今では、藤木教授や学生たちの熱心な活動を見た地域の老人会やボランティアの方々も仲間に加わり、一緒に活動しています。世代を超えた交流も生まれています。
 学生たちは「顔を見るだけで、『今日は楽しみなことがあるな』『何か悩んでいるな』など心の変化にも気づけるようになった」「『自分が児童の安全を守るんだ』という使命を感じながら活動している」などと責任感を持ちながら取り組んでいます。