関西学院大学・日本テレマン協会包括協定締結

[ 編集者:広報室  2014年8月7日 更新  ]

 関西学院大学(兵庫県西宮市)と一般社団法人日本テレマン協会(大阪市北区)は8月21日、連携協力に関する包括協定の調印式を下記の通り行います。総合大学と芸術団体がより良き社会の実現を目指すことを目的に締結するこのような協定は稀有な例といえるでしょう。「産学官民」が提唱される日本社会における新たな取り組みとしてご取材賜りますようお願い申し上げます。

■日時:2014年8月21日(木)14時~15時
■場所:中央電気倶楽部316号室(住所:大阪市北区堂島浜2-1-25)
■調印式出席者:
 ●延原武春・日本テレマン協会音楽監督
  ●村田治・関西学院大学学長

【具体的活動内容例】
(1) 教育活動
日本テレマン協会は地域社会に貢献することを目的に演奏活動を展開しています。その理念や実践例を活きた教材として、2015年度から関西学院大学開講科目「社会連携プロジェクト」(全学部生、2年生以上対象)に協会から講師を派遣する予定です。この科目は、地域・行政・企業等との関わりの中で課題を発見し、関係機関と連携して課題解決できる人材を育成することを目的としています。特に大阪の国際発信力を強化するための具体的なプロジェクトや豊かな阪神間の街づくりプロジェクト研究を展開する予定です。
(2) 大阪・阪神間からの文化発信
大阪の国際発信力を高める方策として、大阪文化を理論的に分析・研究します。また、大阪・阪神間で行う日本テレマン協会の演奏会に関学大の各国からの留学生を積極的に招待する予定で、SNSなどを通じて大阪・阪神間の魅力を出身国など海外に発信してもらいます。
(3) 国際活動
日本テレマン協会が行っている海外の特定地域をテーマとする企画に対し、関学大の国際交流の実績を連携させ、海外諸地域への理解と交流の促進をはかります。2014年度は関学大が学術的なつながりをもつトルコ社会をテーマにした企画を構想しています。2015年度はポーランドの企画を予定しています。また、テレマン協会の海外公演では、関学大と協定する海外大学や20万人を超える関西学院同窓会の海外支部の協力・支援を進める予定です。
(4) 演奏活動
関西学院の擁する10の学校における音楽芸術教育へ日本テレマン協会が演奏指導などで協力する予定です。

 なお、関西学院は8月23日(土)14時から、大阪市北区のフェスティバルホールで「関西学院創立125周年記念音楽祭」を開催します。その中で、100年以上の歴史をもつ関西学院グリークラブと関西学院交響楽団が、延原武春氏の指揮によりベートーベン作曲交響曲第九番第四楽章「合唱」作品125を合同演奏します。今回の協定の締結を記念するものとしてぜひご来聴いただきたく、ご招待申し上げます。

【両組織の紹介・協定の意義について】
◎関西学院大学
関西学院大学は2005年に大阪梅田キャンパスに専門職大学院経営戦略研究科を設置し、全科目を英語で講義して国際的に活躍するビジネスパーソンを育成しています。また、関西学院は大阪から国際人を送り出すという理念のもとに設置された千里国際学園(箕面市)と2010年に合併し、関西学院千里国際中等部・高等部、関西学院大阪インターナショナルスクールとして、国際教育活動を展開しています。
◎日本テレマン協会
日本テレマン協会は関西を拠点に活動する室内楽団として、「人々に喜びと幸福を」を協会是に掲げ、50年以上活動を続けています。創設者の延原武春は2011年に「これからの文化団体はオピニオンが必要」という考えから作家の中野順哉を代表に置き、「室内楽によるコミュニティー再生」「文化団体による都市の国際化」「大阪国際ブランド発信プロジェクト」などの活動を展開しています。