国連学生ボランティア活動日誌(2009年秋学期)

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[ 編集者:広報室       2009年10月9日 更新  ]

関西学院大学は、アジアの大学では初めて、世界でも3校目に国連ボランティア計画(UNV)と協定を結び、情報格差、教育、環境、健康などの重要問題に取り組むために学生をボランティアとして途上国へ派遣しています。

2009年度秋学期は9月から2人の学生がキルギス共和国へ赴任しています。3月上旬まで現地で活動します。派遣者と業務は次のとおりとなっています。

○森 涼湖さん(総合政策学部2年生)
人権・難民問題を扱うNGOにて、ウェブページの運営や、広報活動を行う。
○宮内 梨江さん(総合政策学部4年生)
キルギスや中央アジアで環境問題をテーマに活動するNGOにて、ウェブページの運営や、スタッフ研修を行う。

このページでは現地からの生の声をお届けします。

キルギスでの生活

2月27日 森 涼湖(総合政策学部2年生)

  私は2009年9月から、国連学生ボランティアとしてキルギス共和国の現地NGOに派遣されています。  
  派遣先のNGOでは、19人の現地スタッフが働いており、そのほとんどが弁護士で、難民やHIV感染者、孤児等の社会的弱者の人権を守ることを理念とし、法的なコンサルティングや啓蒙活動、学生に対する実務的なトレーニングなどを行っています。私は今まで、このNGOの新しいウェブサイトの編集に携わったり、ICTについてのセミナーを開いたり、スタッフに対してPCM(Project Cycle Management)手法を用いたプロジェクト作成についてのトレーニングを行ったりしてきました。
  このNGOにとって、私が初めての外国人ボランティアということで、初めはほとんどのスタッフが英語でコミュニケーションを図ることに戸惑いを感じていたようですが、今では、キルギスや日本の文化の違いについて話したり、昼食をともにしたりすることで、皆が積極的に話しかけてくれるようになっています。
  
 キルギスでは仕事以外でも、様々な活動をしている日本人の方たちと交流を深めたり、日本センターで現地の子供たちに漢字を教えたりしています。休日には今住んでいる首都ビシュケクから車で6時間離れた村を訪れて、現地の家族の生活を体験するなど充実した毎日を送っています。  
  仕事を進めていく中で、困難にぶち当たって落ち込むこともありましたが、すべてがチャンスだと思って努力し、様々な人達に支えられて、乗り越えることができました。そして常に色々なことを吸収しようと努めた結果、ここで感じたことや考えたことすべてが私の宝物になりました。キルギスでの生活も残り少なくなりましたが、気を緩めずに、最後まで全力で頑張ろうと思います。