2009.12.21.
言語コミュニケーション文化研究科がセミナーと入試相談会を開催

 大学院言語コミュニケーション文化研究科は、セミナーと入試相談会を以下の日程で実施する。事前申込み不要。

【日時】2010年1月9日(土) 13:00~16:00
【会場】大阪梅田キャンパス(大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー10階)

【内 容】
◆言語コミュニケーション文化セミナー (13:00~14:20、大阪梅田キャンパス1004教室)
テーマ: 「メッセージは隠し絵か?― 戯曲『クノック』の戦略 ― 」
講 師:加藤和孝(言語コミュニケーション文化研究科教授)
講演概要:学生時代、読んで理解できなかった本のひとつがジュール・ロマンというフランスの作家が書いた戯曲『クノック』だった。今おもえば、翻訳がまずかったせいではない。読んだつもりが読めてなかっただけのことだ。およそ20年後、同じ作家の別の作品(無声映画のシナリオ)を原書で読んだとき、その面白さにまといつく不思議な難解さを感じて『クノック』の再読を思い立ち、今度は自分で全部訳してみた。わかりにくい台詞やト書きが逆にヒントになった。歴史的・社会的背景への考慮、時代の空気に対峙した作家の創作意欲をかきたてたものへの想像力、この作家特有のやんちゃな精神、作品以外の二次資料。学生時代には怠惰のゆえに考えも及ばなかった様々な要素が飛躍的に読解力を高めてくれた。かつて「理解できない」で済ませていた台詞や対話は、目からウロコが落ちるように、生き生きとした現実味を帯び始めた。作家が本当に伝えたかったこと、観客や読者が受けとめるべきメッセージは、いわば「隠し絵」のように、『または医学の勝利』という副題が描く絵画と共存しながら、悪戯っぽい笑みを浮かべて観客に「こっち、こっち」とまやかしの絵を指し示しているようだ。

◆入試相談会 (14:30~16:00、大阪梅田キャンパス1004教室、1005教室)
内 容:全体説明および院生による研究科紹介、個別相談
配付物:入試要項、入試過去問題など

【問い合わせ】言語教育研究センター(TEL.0798-51-0907)


※学内入試説明会も開催  
【日 時】2010年1月14日(木) 12:50~13:20
【場 所】西宮上ケ原キャンパスG号館119号教室
【内 容】全体説明および院生による研究科紹介、個別相談
【配付物】入試要項、入試過去問題など