2009.12.03.
グローバル経済下における企業経営~「高質食品専門店」を目指す阪食の成長戦略

商学部は商経学部開設75周年を記念し、連続学術講演会を実施している。

■演 題:グローバル経済下における企業経営~「高質食品専門店」を目指す阪食の成長戦略~
■講 師:千野 和利 株式会社阪食・代表取締役社長
■日 時:12月4日(金) 4限(15時10分~16時40分)
■会 場:西宮上ケ原キャンパス B号館101号教室

【講演要旨】
 今、日本の企業において将来的な事業戦略を構築していくに際して熟慮せねばならない3つの与件がある。それは、一つ目に昨秋のリーマンショック以来、急激に変化しつつあるあらゆる局面での時代のパラダイムの転換に伴う消費者のライフスタイルの変化。二つ目にいやようもなく、急ピッチで突き進んでいく少子高齢化社会の中での経済、社会、産業・・・etcにおけるインフラそのものの構造的な変化。三つ目にアメリカ一辺倒の世界経済の枠組みからBRICSに経済の芽が分散していく中で、日本を取り巻く中国を初めとした東アジア諸国との将来的な共存体制と関係づくりである。
 弊社のような関西を拠点とするスーパーマーケットを主軸とする食品事業会社においても、影響度の大小はあるが間違いなく、この三項目を考慮した上でこれからの新しい時にふさわしい新しいビジネスモデルが構築されつつある。
 講演ではこれらの与件を凝縮して、最終的にどのような店舗の創造にチャレンジしてるのかについてお話ししたい。

【講師紹介】
千野 和利(せんの かずとし)氏 
1972年、関西学院大学法学部を卒業、株式会社阪急百貨店に入社。94年、神戸阪急次長、翌年に経営政策サブ統括マネージャー進み、99年、株式会社阪急百貨店取締役に就任。2001年、株式会社阪急オアシス代表取締役社長、04年に株式会社阪急百貨店取締役常務執行役員、06年、株式会社阪急百貨店取締役に就任。同年9月、食品事業会社8社(阪急オアシス、阪急ニッショーストア、阪急ファミリーストア、阪急フレッシュエール、阪急フーズ、阪急デリカ、豆狸、阪急ベーカリー)の総括並びに事業活動の管理目的として設立された、株式会社阪食代表取締役社長に就任、現在に至る。また、エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社の取締役も兼任中。