2009.10.15.
講演会「現代人と食育~“Shokuiku” は何を目指すべきか~」~関学・聖和大の学生ら主催

 聖和大学人文学部3年生の平田小織さん、入佐知世さんらが、食育をテーマにした講演会を開催する。平田さんらは学生をはじめとする現代人の食への意識向上を目指し、今年度より行われている“学生提案企画”の取り組みとして「日本の食改革プロジェクト」を立ち上げた。栄養バランスの崩れ、不規則な食事、孤食、食料自給率の低下、安全性への不安、伝統的食文化の衰退など、現代の「食」の問題点に目を向け、学生はもとより個々の家族や知人、一般市民の人々にも食の本来的な意味を知ってもらい、精神的に充実した生活を送る、ということを目的に活動している。今後、講演会や煎茶体験、クッキング教室、農業体験などの活動を予定しており、本講演会も取り組みの一環である。

【講演会概要】
◆日時:11月8日(日) 13時~
◆会場:西宮市大学交流センター 講義室(1)
◆講師:大村 直己氏(食育コーディネーター・ほねぶとネット主宰)
◆定員:60名
◆申込み:e-mailかFAXにて、住所・氏名・連絡先を記入の上、「11/8大村先生の講演会参加申し込み」と明記し、下記のあて先にお申し込みください。
FAX:(0798)51-0944(関西学院大学経済学部寺本益英研究室)
e-mail: teiannkikaku@yahoo.co.jp

【講演要旨】
 飽食の時代。日本の食が揺らいでいます。メタボリック、子どもの体力低下、食の安全や供給への不安…。食育基本法制定のもと、学校や地域で、あるいは企業でも、さまざまな取り組みが行われ、全国に広がっています。国のホームページを見ると、食育基本法は“Basic Law on Shokuiku (food and nutrition education) と訳され、“食育”は日本語のまま“Shokuiku” と書かれています。単なる“食べ方”だけではなく、“頂きますの心”や“地産地消”など、日本の食の文化や資源を守り、食の環境全体を考えようという、微妙なニュアンスを簡単には訳せない、ということでしょうか。モノとサービスと情報が溢れる世界でもトップクラスの消費社会の中で、食育はなぜ必要となってきたのか、あるいは、日本の食育は何を目指すべきなのか、そのためには、さまざまな立場で一人一人がどんなことを実行すればいいのか、皆で考えてゆきます。

■■大村先生プロフィール■■
1954年奈良県生まれ。1977年お茶の水女子大学食物学科を卒業。同年商品科学研究所(後のセゾン総合研究所)に入社。食ジャンルの調査研究に数多く携わり、2000年4月独立、現在に至る。日本フードシステム学会理事(2004~2007)、東京農大特別講義講師、農林水産省「消費者の部屋」運営懇談会委員、「フード・コミュニケーション・プロジェクト」戦略検討委員。主な著書:『食の素描』(学習研究社)、『栄養士&管理栄養士のための骨太な食育』(カザン)、『食育の力~子供の心を育む~』産経新聞連載2005年10月~12月(11回連載)など。

日本の食改革プロジェクト HP:
http://foodpia.geocities.jp/syoku_kaikaku/

講演会チラシ PDFリンク